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今年のロードレースの配信について、大きな動きが2つあった。1つはJスポ、もう1つはGCNの動きである。
すでにご存知のファンは多いだろうが、ここしばらくはツール・ド・フランス主催者ASO系のレースしか放送できなかったJスポが、今年は晴れてジロ・デ・イタリアの主催者RCS系のレースも放送できるようになった。次のJスポ公式ツイッターを見て欲しい。
<追加レース一覧>
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) February 22, 2021
ストラーデ・ビアンケ(3/6)
ティレーノ~アドリアティコ(3/10~3/16)
ミラノ~サンレモ(3/20)
ジロ・デ・イタリア(5/8~5/30)
ミラノ~トリノ(10/6)
グラン・ピエモンテ(10/7)
イル・ロンバルディア(10/9)
グランツール全戦中継+モニュメントも4レースになりました!#jspocycle
これらのレースが今年はJスポのリストに加わる。これでJスポはグランツール全てを、そしてクラシックモニュメントは渦中のロンド・ファン・フランデレン(別名フランドル)以外の4つを放送することになる。
これら新情報を加えて、Jスポの配信レース予定リストを更新しておいた。また見ておいて欲しい。
一方でGCNだが、実はまだ現時点でも放送予定リストからジロ・デ・イタリアとストラーデ・ビアンケ、ミラノ~サンレモ、イル・ロンバルディアなどの名前は消えていない。
これはRCS系のレースはGCNでも放送するということだろうか。
日本人からすればそれらのレースがJスポでもGCNでも見られるのならば別になんの問題もない。とにかく見られればそれでいい。
ところで、GCNはこれまでレースの配信については、「レースパス(Race Pass)」という名前のサブスクリプション契約(サービス名)だったが、それが「GCN+」という新しい契約へ変更となった。
ここで問題となるのが、これまでレースパスを契約していた人間はその有効期限が切れる前に、新しくGCN+に申し込まないといけないのか?という点だ。
しかし、これについてはGCN公式に次のように説明されている。
Race Pass is now part of GCN+, so you benefit from both – that’s right, all the documentaries as well as all the racing. And you’re right, we are great, thank you! If you are an existing GCN Race Pass subscriber, then you don’t need to do anything.
訳「今までのレースパス(Race Pass)契約はGCN+という新しいサービスの一部に含まれている。レースパスを契約していればGCN+のコンテンツも利用できる。全てのドキュメンタリーやレース映像を見ることが可能」
というわけで、レースパスを契約している人間ならば、新サービスとなるGCN+も利用できるので特別なんらかの対応は不要である。
しかし、1つ個人的に不便になる変更がある。次の公式説明を見て欲しい。
Web subscriptions are not currently available in your location. Please download the GCN app to subscribe to GCN+.
訳「現時点では、日本からはPCのブラウザを使った視聴はできない。GCNアプリをダウンロードして、GCN+に申し込め」
そう、これまで可能だったWEBブラウザを使ったレース配信の視聴がGCN+へ移行したことでできなくなったのである。
ただ、「現時点では(currently)」という言葉があるので、今後の対応に期待したいところ。
なお、今年のロンド・ファン・フランデレンなどベルギー戦線のロードレース配信については、先日お伝えしたようにその放映権に大きな変化が訪れた。これについては以下の記事をまた読んでもらいたい。
[…] Jスポがジロやストラーデ・ビアンケなども放送へ。一方GCNは新サービス「GCN+」を開始。日本から利用するときの注意点は? […]