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世界最軽量を謳うインナーチューブといえば、あのオレンジ色がトレードマークのTubolitoである。それが登場したときはこのブログでも紹介した(過去記事:【重さ23g】ヒルクライムの最終兵器か、世界最軽量のインナーチューブ?Tubolito「S-Tubo-Road-700C」)
さてロードバイク乗りは軽量さに固執するもの。しかしもう1つ日常的にこだわるのが空気圧である。毎回乗るときは事前に空気圧を確認・管理するのがロードバイク乗りの儀式である。
ただ空気圧を確認するのもやはりちょっとした手間がかかるもの。生きることそのものがめんどくさいブタはタイヤを指でつつくか、軽く掴んでその感触でテキトーに判断するだけだが、専用の空気圧測定ゲージなどを使わないと気が済まないという人が大半だろう。
しかし、タイヤにスマホを近づけるだけで現在の空気圧がスマホに表示されればかなり楽だ。
今回まさにそんなアイテムがTubolitoから登場した。それがTubo-MTB PSENSだ。なんとNFCチップ内蔵のチューブである。意味がわからない。
Tubolito launches ‘world’s first’ smart inner tube that can send tyre pressures to your phone https://t.co/OkoFeroa6m
— Cycling Weekly (@cyclingweekly) April 25, 2021
残念ながらTubo-MTB PSENSという名前のとおり、この新チューブはMTB用である。いつかはロードバイク用も登場するのかもしれないが。ちなみに読み方だが、「ピーセンス」のようだ。
さて上述のようにこのPSENSには、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信規格)チップが内蔵されている。NFCというのは現代のスマホにはおなじみの「かざすだけ」機能を実現する技術だ。
たとえば、AppleのiPhoneやWatchならばApple Payを、Androidならばおさいふケータイ機能を、そして交通系ICカードならばSuicaやIcocaなどを実現させている技術である。
それが搭載されている「スマート(Smart)」なチューブが今回のPSENSとなる。次の動画を見て欲しい。
チューブのどこにNFCチップが埋め込まれているかというと、ちょうどバルブの根本だ。
この画像の指の場所にNFCチップが搭載されている。
使い方はもう普通のスマホのそれと同じである。専用アプリをインストールして起動し、あとはかざすだけ。
今回販売されるTubo-MTB PSENSは、29インチと27.5インチのモデルで、重量はなんと90~93g。普通のMTB用チューブの4割~5割ぐらいの重さしかない。意味がわからない。
なおグラベルロードバイクなどで使う場合なら、700cまたは650cで、タイヤ幅45mm以上あれば互換性があるため使えるだろう。
価格は希望小売価格で$49.90(約5400円)となるようだ。
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