Enveのカーボンホイールは来春まで在庫がなし
Share your love
高級カーボンホイールブランドとして人気で憧れの1つがEnveだ。あのイケてるロゴが「走れる雰囲気」をプンプンさせる。
EnveのカーボンホイールはメイドインUSA。だが、今そのカーボンホイールは来春(2022年春)まで在庫が完全にない状態となっている。一体同社に何が起こっているのか?
情報源:ENVE’s US-made carbon wheels are sold out until 2022…but why?
Enveのホイールが来春まで消える理由
同じEnveのカーボンパーツでも、ステムやハンドルなどはアジア製のためか注文は今でも可能。時間はかかるが手に入れられる。カーボンホイールだけが来春まで在庫が確保できない状況となっている。ショップから注文しても手に入るのは少なくとも来春以降となるだろう。もちろん在庫を持っているどこかのショップで買ったりする場合は話は別だが。
なぜそんな事態になっているのかといえば、同社曰く「需要の激増」。
しかしなぜ今、そんなに需要が増えているのかが不思議なところ。そこで情報源メディアはいくつかの理由となる要素(仮説)を挙げている。簡単に抜粋すると、
- コロナ禍で旅行や無駄遣いが減り、ホイールを買う経済的余裕ができた
- 新しいフレームを買うよりも、今あるバイクのアップグレードを目指す人の増加
- Enveのホイールに少し廉価なものが登場しているので以前より買いやすくなっている
といったものだ。
たしか自転車業界とは関係のない別の業界でも材料・素材不足で生産が需要に追いついていない業界がいくつかあったと思う。たとえば住宅業界では「ウッドショック」と呼ばれる木材価格の上昇が発生していて、建築用木材が以前の4倍もの値段になっていたりするようだ。特にアメリカの住宅需要が増えたことが要因らしい。
さてこのEnveのカーボンホイールショック(?)だが、他のカーボンパーツメーカーなども同じような需給の逼迫があるのだろうか?シマノは?マヴィックは?