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トレック・セガフレードのシェフBram Lippensがチームとの契約更新。2023年までチームシェフとして腕を振るう

ロードレースと食事。シェフBram Lippensがトレックとの契約を延長。

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アメリカのワールドツアーチームのトレック・セガフレード(Trek-Segafredo)で、選手らの胃袋を満たす料理人Bram Lippensが、先日同チームとの契約を2年間延長したことを発表。2023年までトレックでチームシェフを務めることとなった。もとはNTT Pro Cyclingでもチームシェフをしていた。

彼のインスタを見てほしい。美味しそうな料理が並んでいる。

昔のロードレースといえば「とにかく炭水化物とっとけ。パスタ食っとけ」という食事事情だったようだが、現代のロードレースでは栄養科学やスポーツ科学の発展、さらには心理学などの発展も受けて、アスリートにとっての食事というものがかなり重要視されている。

肉体的な影響はもちろんだが、美しく華やか、そして何よりも美味しい食事が精神に及ぼす影響もしっかりと考えられている。さらにはドーピング違反を回避するという観点からも日々の食事は大切である。

毎日大量の食事を、しかも飽きることなく楽しく食べられるメニューを考案して作り続けるシェフの苦労はけっして選手に劣るものではないだろう。自分の店ならばいろいろ自由にできるだろうが、ロードレースの現地での限られた時間や食材という制約の中でプロとしての仕事を果たすシェフは凄いの一言だ。

特に昨年のコロナ禍ではどこでも行動が制限されていたため、シェフ自身が食材を購入するため店を回ることも許されなかったらしい。チームは買い物をするためだけの人間を準備し、その人物がかわりに買い物をしていたようだ。

もしロードレースでプロチームの台所を預かるシェフが、どのような1日を過ごし何を考えてどう動いているのかを知りたいならば、Amazonの「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」というドキュメンタリーがおすすめだ。

この作品は、今のチームバイクエクスチェンジ(BikeExchage)の前身であるオリカ・グリーンエッジ(Orica Greenedge)で腕をふるっていた女性シェフでロードレース界で最高の料理人と言われたハンナ・グラントが、ツール・ド・フランスでどんな風に料理を作っていたかを記録したものだ。

Amazon:食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事

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piginwired
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