Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter

Team Picnic PostNLのスプリンター、パヴェル・ビットネルがPinarello-Q36.5 Pro Cycling Teamへ移籍
Team Picnic PostNLで走る23歳のチェコ人スプリンター、パヴェル・ビットネル(Pavel Bittner)がPinarello-Q36.5 Pro Cycling Teamへ移籍することが発表された。
契約は2年で、2028年までとなる。
パヴェル・ビットネルが大きく評価を高めたのは2024年ブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージだった。そこで彼はスプリントを制してグランツール初勝利を獲得。
さらに、アップダウンを含む第17ステージでも2位に入り、平坦な集団スプリントだけに依存しない対応力を示した。
純粋なトップスピードに加え、起伏のあるコースをこなせる点も、Pinarello-Q36.5がビットナーを高く評価した理由の一つと考えられる。
また今年のツール・ド・フランスも含めてツールには2度出場しており、23歳ながらグランツールでの経験は合計で3回ある。
2026年シーズンのビットナーは、Picnic PostNLで最も安定して結果を残している選手の一人だった。
シェルデプライスで2位、ブレーデネ・コクサイデ・クラシックで3位に入り、ツール・ド・フランスでもステージ5位を記録。シーズン中に6度のトップ10入りを果たし、移籍発表時点でチーム最多となる580UCIポイントを獲得していた。
大きなレースで上位争いを続けている一方、次の課題は表彰台やトップ10を勝利へ結びつけることだ。今回の移籍は、スプリンターとしてもう一段階成長するための選択といえる。
このようにPinarello-Q36.5 Pro Cycling Team側にとっては効果が期待される移籍であるが、一方で上述ようなUCIポイントを稼げていた選手を喪失するTeam Picnic PostNLにとっては大打撃といえるだろう。
Team Picnic PostNLは現時点でワールドチームランキングで圧倒的に最下位に沈む。このままではProTeam降格は間違いない。いくら若手の育成を方針として掲げるチームであったとしても、チームの存続の危機、あるいはチームの運営構造の改革・変化は免れないのではないか。
今回のパヴェル・ビットネルの移籍は悪く言えば沈みゆく船からの脱出とも表現できるだろうか。