2021ツール・ド・フランス

予想通り??第19ステージの結果・感想。2021ツール・ド・フランス

今日は平坦ステージということでカヴェンディッシュのツールの最多勝記録更新なるかが期待されるが、一方で最後の「大逃げ」が決まる可能性が非常に高いステージでもある。大逃げが決まればほぼ確実にプロトンは追うのをやめるため、カヴェンディッシュの日ではなくなる。

さて一体どうなったか?

今日のコース

ツール・ド・フランス
©ASO 大会公式より

今日はカヴェンディッシュによるエディ・メルクス超えの歴史的大記録が達成されるかどうかに世界の注目が集まる。

ゴール前は5kmからは特にこれといったカーブもなく一直線のようなので、順当に考えればトレインパワー最強のチームがゴール前の戦場を完全支配するはず。

なおこの日のスタート地点は、エディ・メルクスが1969年に伝説を打ち立てた記念の地らしい。

スタート直後に相次いだ落車

中間スプリント

最初に出来そうだった逃げはこれらの落車の影響により不完全燃焼のままメイン集団に吸収されたが、その後6名の逃げが決まる。

そして今日の中間スプリントは、カヴェンディッシュからポイント賞を奪いたいマイケル・マシューズにとって絶対にとっておきたいもの。

だがマイケル・マシューズが逃げに入ったり、一人だけ飛び出したりすれば、ポイント奪取を防ぐためDeceuninck-QuickStepが必ずおいかけてくるはず。

ところが上述の落車にカヴェンディッシュが巻き込まれた影響もあるのか、カヴェンディッシュは中間スプリントに加わらなかった。

結果、逃げが通ったあとに、マイケル・マシューズとソンニ・コルブレッリが続いて通過し、ポイントをそれぞれ9ptと8pt積みあげている。

この後、逃げを追いかけたい選手たちがアタックをかけてメイン集団から飛び出そうとチャレンジを繰り返すが、なかなかそれができず集団は混沌が続いた。

だがようやく追走集団が形成される。それが上のメンツだ。

この集団は先行する逃げとの差を少しずつ縮小させていくが、逃げと追走集団が合体して大きな集団になればメイン集団にとって脅威度があがる。それゆえメイン集団としては追いつけないまでも、終盤に追い込める程度のタイム差にしておきたい。だからか、メイン集団もそれらの集団を追いかけるのをやめないまま。

まぁ予想はしてたけどね・・・

しかしついに逃げの6名と追走集団(14人)が合体してしまう。合計20名の大きな逃げ集団に化けてしまった。

そしてこの後プロトンは逃げを追うのをやめる。すっかりサイクリングモードに転換。カヴェンディッシュもリラックスで笑顔の走行。

逃げ集団が大きくなったせいでプロトンが追いつける可能性が低くなった。そして多数のチームの多数の選手が入ったことで、プロトンを牽引するチームがなくなった。Deceuninck-QuickStepもチームメイトのダヴィデ・バッレリーニが逃げに入っているので追わない。それに加えてもうツールもパリのシャンゼリゼが目前。みんな疲れている。総合勢は明日の個人TTに力を温存したい。

そんないろんな事情があったのだろう。カヴェンディッシュの35勝の行方はお預けとなった。

3日連続でスロベニアなのか!?

そんな流れで今日は20名の逃げ集団の中でステージ優勝を争う展開となったが、大きすぎる集団だけにそこから抜け出すのはなかなか難しい。誰かが抜け出そうとしても誰かがチェックする。いろんなタイプの選手が混ざっているだけに勝ちパターンも人それぞれ。誰もが自分の得意な展開に持ち込みたいが・・・

そんな中、ゴールまで25km以上を残した地点でスロベニアチャンピオンのマテイ・モホリッチがついに一人で抜け出した!順調に後方との差を広げていき、残り20kmで40秒ほどの差をつける。

後方集団も協調して追えば余裕で捕まえられるはず。しかし、やはりみんな牽制しあって協調体制が全く築けずグダグダ。もちろんモホリッチはそうなることを見越してのアタックだろう。

モホリッチはすでに今大会の第7ステージでも優勝しているが、このステージでも優勝なるか?

モホリッチ vs 追走集団の結果を動画でどうぞ。

これでバーレーン・ヴィクトリアスはチームとしても、マテイ・モホリッチが第7&第19、そしてディラン・トゥーンスが第8ステージを優勝したので合計3勝。素晴らしい成果を挙げた。今年のバーレーンはずっと調子がいい。バーレーンよ、いったいどうやったんだ?

今日のトップ10

順位選手名チーム名タイム差ボーナスタイム
1   MATEJ MOHORICBAHRAIN VICTORIOUSB : 10”
2   CHRISTOPHE LAPORTECOFIDIS+ 00h 00′ 58”B : 6”
3   CASPER PEDERSENTEAM DSM+ 00h 00′ 58”B : 4”
4   MIKE TEUNISSENJUMBO – VISMA+ 00h 01′ 02”
5   NILS POLITTBORA – HANSGROHE+ 00h 01′ 08”
6   EDWARD THEUNSTREK – SEGAFREDO+ 00h 01′ 08”
7   MICHAEL VALGREN HUNDAHLEF EDUCATION – NIPPO+ 00h 01′ 08”
8   GEORG ZIMMERMANNINTERMARCHE – WANTY – GOBERT MATERIAUX+ 00h 01′ 08”
9   ANTHONY TURGISTOTALENERGIES+ 00h 01′ 10”
10   JASPER STUYVENTREK – SEGAFREDO+ 00h 01′ 10”

ハイライト動画

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