議論を呼ぶ?モホリッチのゴールシーン。そのポーズの真意とは?2021ツール・ド・フランス第19ステージ

昨日の2021ツール・ド・フランスは20名の大規模な逃げ集団が形成された。そして最後はバーレーン・ヴィクトリアスのマテイ・モホリッチがゴールまで25kmも残している地点から、強い意志と鋭い観察力をもって単独でアタック。案の定後方の集団は牽制アンド牽制アンド牽制というグダグダな状態に陥った。モホリッチは重たいギアを踏み続け見事に独走勝利。

そんなモホリッチのゴールシーンの謎ポーズが議論を呼んでいる(?)。それがこちら。

モホリッチ「シィィー・・・お口チャックな」

という感じだろうか。一体何を黙っていなければならないのか?何が秘密なのか?

この謎ポーズについてモホリッチが何を伝えようとしていたのか、間接的なヒントのようなことをゴール後に語ったコメントから察することができる。そのヒントは以下のコメントだ。

ラスト1kmで2日前の出来事が頭に浮かんだ。滞在するホテルに警察が押し寄せ、犯罪者のような気持ちにさせられたよ。だが、彼らはプロトンを走るすべてのチームに目を光らせるという、ある意味良いことでもあると思った。もちろん僕たちは何も悪いことをしていないから、警察は何も見つけられなかった。しかし」、突然警察が自分の部屋に入ってきて自分の持ち物を調べられるのは、決して気持ちいいことではない。

シクロワイアード、”モホリッチ「力を振り絞り掴んだ勝利」ポガチャル「奇妙なレースだった」”

これから察するに、おそらく「ドーピング」に関連した様々なことを皮肉ったサインなのだろう。

ロードレースのプロトンではランス・アームストロング時代から、あるいはそれよりも前からドーピングはプロトン内の秘密事項。特にランスは裏切り者を徹底的に攻撃(口撃)してきた。その場合指を口にたてるサインは「ドーピングを黙っとけ」との意味。

そしてモホリッチはチームとともに上述のようにドーピング捜査を受けた。例年必ずどこかのチームがどこかのタイミングでその捜査を受けるシステムだから仕方ない。いつどこでどのチームが対象となるかはわからない。そういう点では公平なシステムではある。だが、やられる方としてはやはり気分はよろしくない。

そういったドーピング疑惑やドーピング捜査システムといったものに対して、ちょっとした抗議というか風刺をきかせた皮肉というか、今回のポーズはそんな意味合いだったのだろう。

モホリッチ「秘密にせなアカンことなんてやってるわけないやろ」

みたいな。

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