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東京五輪男子TTで人種差別か。ドイツチームのコーチの発言が問題に

男子TTのレース中にドイツ人コーチが中東系の選手を差別する発言

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昨日の東京五輪男子個人タイムトライアルで、ドイツチームのコーチが人種差別的な発言をしたとして問題になっている。

情報源:GERMAN CYCLING COACH APOLOGIZES FOR RACIST REMARKS DURING OLYMPIC TIME TRIAL

問題になった発言はドイツチームのコーチであるPatrick Mosterが、同国代表でチームDSM所属のニキアス・アルント(Nikias Arndt)が補給エリア(フィードゾーン)を通過するときになされたもよう。

そのときになされた発言は、「catch the camel riders」。訳「前を行くラクダ(に乗った選手)を捕まえろ」といった感じだろうか。

なぜラクダなのかというと、アルントに先行してエリトリア、イラン、アルジェリア、シリアといった中東系の選手が走っていたからだ。ラクダは中東を象徴する生物の1つと言えよう。

つまり中東の選手をラクダと置き換えたわけだが、これは人間を動物に喩えるものであって中東系の選手を揶揄していると思われても仕方ない。

一方その言葉を投げかけられたニキアス・アルントは、Twitterでこう述べる。

訳「その言葉聞いたときヤバイと肝が冷えたわ。自分の考えはコーチの発言とは異なるし、そういった発言は容認できない」

この発言のあと問題のコーチは謝罪声明を発表している。

なおUCIもこの件について声明を発表、「極めて遺憾。人種差別は許されない。あらゆる差別を根絶し、多様性と平等を実現すべくUCIは努力を続ける」とコメントしている。

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piginwired
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2 Comments

  1. まぁこのご時世、さすがにまずいですよね。
    恐らく瞬間的に口から出ちゃったんだと思うんですが、それは逆に普段から彼ら(中東系の人たち)をそう見てる、ということですからねぇ…

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