オーストラリア代表のハンドルが崩壊の落車事故でスポンサーのArgon 18が声明発表「ハンドルはArgon18製ではない」

さきほど、東京五輪のトラック競技の1つチームパシュートという種目の予選でデンマークチームが使用した「脱法テープ(?)」について紹介した。同国チームはそのテープのおかげかどうかはわからないが、オリンピック記録を更新することに成功している。(記事:脱法テープ?五輪トラック競技でデンマークチームが脚に貼ったテープについて」

一方チームパシュートのオーストラリアチームを悲劇が襲った。メンバーの1人アレックス・ポーター(Alex Porter)の乗っていたトラックバイクのハンドルバーが走行中に壊れ、高速で激しく落車という事故が起こったのだ。

そのときの落車の動画と画像を見てほしい。ハンドルがバイクから完全にはずれてトラック上に転がっているのがわかると思う。

この不幸な落車事故にもかかわらず選手のアレックス・ポーターが無事。多少の傷は負ったが、重傷はなくすぐに立ち上がって歩くこともできていた。

問題はこのハンドルがどこの製品なのかだ。

この点、当初はカナダのバイクブランドのアルゴン18(Argon 18)製のハンドルではないかと思われていた。というのも、オーストラリアチームが使うトラックバイクはアルゴン社が提供しているからだ。

しかし、今回の事故についてアルゴン社が正式な声明を発表。その中で同社は、「あのハンドルはうちの製品じゃないよ」とはっきりと述べている。次の同社ツイッターによる発表を見てほしい。

ならば一体あのハンドルはどこの製品なのかが問題となるが、その点については一切語られていないので不明。

ちなみにオーストラリア代表チームがチームパシュートで使うハンドルとしてアルゴン社から提供されているのは、次のようなカラーリングのハンドルだ。

ハンドルの片側に黄色と緑(オーストラリア代表のイメージカラー)のラインが入っているのがわかると思う。

しかし昨日の東京五輪の会場では、4人のメンバーのうちこのカラーリングのハンドルを使っていたのは1人だけ。残りの3人は真っ黒なハンドルを使っていた。

ロゴもなにもない真っ黒なパーツといえば、スポンサーではない会社の製品を使っていることを暗示している。特にトラック競技では自分にあったオーダーメイドの特注カーボンハンドルが使われることが多いので、今回の五輪でもそうなのだろうと思われる。

そして今回落車したアレックス・ポーターもこの真っ黒なハンドルを使っていた。

そのハンドルがどこの製品で、何が原因で落車したのかの詳細は不明だが、やはりバイクブランドと同じブランドのハンドルを使ったほうがトラブルは少なくなるのだろうか。

【8/04 追記】続報が出て、「BASTION CONFIRMS ITS HANDLEBAR WAS RESPONSIBLE FOR AUSSIE TEAM PURSUIT CRASH」という記事によると、オーストラリアの新興バイクブランドBastion Cycleが作ったハンドルだったもよう。

関連記事:脱法テープ?五輪トラック競技でデンマークチームが脚に貼ったテープについて

2 thoughts on “オーストラリア代表のハンドルが崩壊の落車事故でスポンサーのArgon 18が声明発表「ハンドルはArgon18製ではない」

  1. bastion cycleのものですね
    オーストラリアチームはハンドル周りとクランクに3Dプリントチタンのパーツを使っているみたいです

    1. 情報あざっす!

      それにしても全く初耳のブランドォ・・・
      調べてみたら、もともとはトヨタにいた技術者らが作った会社みたいブヒね。
      3Dプリントとチタンを武器にして、自動車産業界から自転車業界へ参入した会社のようブヒね。

      インスタを見るとバイクがかっこいい・・・

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