Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
昨日の第19ステージは丘陵ステージだったが今日は山岳ステージ。今大会最後の山岳ステージだ。
通常のグランツールは最後の山岳ステージが最もきついクイーンステージであることが多いが、今年のブエルタは第17&第18ステージがその役割を果たし、今日のステージは普通の(?)山岳ステージ。よって超級山岳は登場しない。
3級→2→1→2→2級で、最後の2級で山頂フィニッシュとなる。各山のデータは次のようになる。
登場地点 | 山岳名 | データ |
---|---|---|
105km | 3級山岳Alto de Vilachan | 登坂距離6.5km、平均斜度5.4% |
120km | 2級Alto de Mabia | 登坂距離6km、平均斜度5.7% |
136km | 1級山岳Alto de Mougas | 登坂距離9.8km 平均斜度6.4% |
171km | 2級山岳Alto de Prado | 登坂距離5.5km 平均斜度6.3% |
192km | 2級山岳Alto Castoro de Herville | 登坂距離9.7km 平均斜度4.8% |
1つ1つの山は総合勢が苦しむようなものではないだろうが、3週間の疲労が蓄積されていることや、明日の個人TTのためにもタイムを稼ぎたい選手によるペースアップの可能性があることなどを考えると油断はできない。
ログリッチの強さ(すなわち安定感)を考えるともう優勝は実質的に決まっているだろうが、それ以外の選手にとってはまだまだリラックスして登れるものではないだろう。逆にひょっとしたら奇襲としてJumbo-Vismaの誰かがステージ優勝を狙いにくるかもしれない。セプ・クスとか。
あと注目したいのは山岳賞争い。現時点ではチームDSMの2名、マイケル・ストーラーとロマン・バルデがそれぞれ1位と2位だが、その差はたった5ポイント。なのでバルデが動くのかどうか(つまりストーラーが1位を譲るのかどうか)も気になる。
なお同3位のログリッチとストーラーとの差は11ポイント。ログリッチがその気ならば今日ひっくり返すことも机上の計算ではありうるが、さすがに明日に備えて無駄な動きはしないと思う。上述のように動くならばチームメイトだろう。
今大会を最後に現役を引退するファビオ・アルが昨日に続き、今日も逃げに乗る?