9100系/9200系の新旧デュラエースはどちらが軽いか?その重量比較
シマノ9100系デュラエースと新9200系デュラエースの重量比較表
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めだたく無事に9/1に新デュラエース(DURA-ACE)の9200系デュラエースが発表された。その全パーツの型番と重量データはそのときにすでに一覧表としてまとめておいた。以下の記事がそれだ。
→9200系新型デュラエース全製品の型番・重量データまとめ・一覧
そこで今回は、
- 9100系の油圧ディスクブレーキのデュラエース(11速)
- 新型9200系油圧ディスクブレーキのデュラエース(12速)
という2つの主要パーツの重量を比較した表を書いておこうと思う。
あくまで主要パーツだけであって、全てのパーツでの比較ではないので参考程度にどうぞ。また新旧で11速と12速という違いもあるのでそれも忘れずに。なお重量データは全てシマノ公式のカタログデータであって、実測データではない。
パーツ | 9100系(2×11速)の型番と重量 | 9200系(2×12速)の型番と重量 |
---|---|---|
DURA-ACE DI2 油圧ディスクブレーキ デュアルコントロールレバー | ST-R9170-R:160g ST-R9170-L:160g | ST-R9270-RとST-R9270-L:あわせて350 g |
DURA-ACE DI2 フロントディレイラー | FD-R9150:104g | FD-R9250:96g |
DURA-ACE DI2 リアディレイラー | RD-R9150:197g | RD-R9250:215g |
DURA-ACE ホローテック II クランクセット (パワーメーターついていないもので比較) | FC-R9100: 650g (55-42T) 642g (54-42T) 626g (53-39T) 624g (52-36T) 614g (50-34T) | FC-R9200: 714g (54-40T) 692g (52-36T) 685g (50-34T) |
DURA-ACE カセットスプロケット | CS-R9100: 175g (11-25T) 193g (11-28T) 211g (11-30T) 189g (12-25T) 205g (12-28T) | CS-R9200-12(HYPERGLIDE+): 223g (11-30T) 253g (11-34T) |
DURA-ACE 油圧ディスクブレーキキャリパー | 前(BR-R9170-F):133g 後(BR-R9170-R):123g | BR-R9270: 120g (前) 110g (後) |
センターロック ディスクブレーキローター 203/180/160/140 mm | SM-RT900: 117g (160 mm) 99g (140 mm) | RT-MT900: 150g (203 mm) 132g (180 mm) 108g (160 mm) 88g (140 mm) |
DURA-ACE C60 チューブラー ディスクブレーキホイール | 前(WH-R9170-C60-TU-F12):678g 後(WH-R9170-C60-TU-R12):829g | 前(WH-R9270-C60-HR-TU-F):667g 後(WH-R9270-C60-HR-TU-R):770g |
ホイールについては、新旧でリムハイトが同じなのがC60シリーズしかなかったこと、そして新旧ともにチューブラーモデルは共通していたので、C60のチューブラー仕様かつディスブレーキ用のホイールで比較した。
なお、ボトムブラケットは新旧ともに同じものなので省略した。
上表をみると、クランクセットについて見ると同じ歯数でも70gほど新型のほうが重くなっているのがわかる。またスプロケカセットもそもそも1枚ギアが増えること、そしてロー側が大きいものが用意されていることから重量増となる。このへん、ヒルクライムガチ勢は気になるかもしれない。
まぁヒルクライムガチ勢はとんでもない独自の軽量化をしてレースに挑むから、どうでもいいことかもしれない。