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今年もコロナ禍で春から秋へ変更となったパリ~ルーベもいよいよこの日曜日、10/3に開催となる。ロードレースで最上位の格式を誇り、言うまでもなく最も熱い地獄と化すレースだ。
なお来年度の2022パリ~ルーベは、コロナとは全く違う理由で日程が変更となる。この点は昨夜に書いておいたので来年度の予定を作るときに注意してほしい。夜勤など余計な用事を間違って入れないようにしてほしい。あるいは休みの申請を早めに出すなりして各自上手く調整しよう。
過去記事:【重要】来年のパリ~ルーベはアムステル・ゴールド・レースと日程を交換へ。フランス大統領選挙の関係。
さてそんな地獄には、各プロチームそして各選手ごとに様々な工夫が使用する機材になされる。歴史的な伝統的アイデアを使う選手もいれば、新しい機材やアイデアを導入する選手もいる。
そんな工夫の中でも最も重要性が高いアイテムといえば、やはりタイヤだろう。どんなタイヤをどんな空気圧で使うのかが気になるところ。選手も自分のタイヤの空気圧だけでなく、ライバルの選手の空気圧には敏感だ。ゴール後に真っ先にライバル選手のタイヤ空気圧をチェックするほどに。
LA FOTO de la #ParisRoubaix
— Alex Lebrón (@AlexLebron) April 9, 2018
Terpstra mirando la presión que había llevado Sagan en carrera. pic.twitter.com/TOWB30yeFl
そこでそんなタイヤの性能ついて、海外自転車メディアのVelonewsがパリ~ルーベを想定した荒れた路面で最新の15種類のタイヤの走行性能をテストした動画を公開した。今回はその結果を簡単にご紹介。
さっそくその動画を見て欲しい。
また、この動画の内容をまとめた記事が次の記事だ。
Velonews:15 Paris-Roubaix tires lab-tested for speed on a rough surface
以下、その結果の中から一部の項目だけ抜粋して簡単に紹介しておく。詳しい情報は上記事を読みこんでほしい。
まず実験では15種類のタイヤがテストされた。そのタイヤは次のもの。
これらのタイヤを自動的にクルクル回るローラー台のようなものに設置。なおそのローラー(ドラム?)は、荒れた路面を想定して、ガタガタと揺れるように設定されている。そして走行時の抵抗を測定した。
測定はまず2気圧から始められた。そこから少しずつ空気圧を上げていく。そうすると走行抵抗は少しずつ減っていく。だが、ある程度まで空気圧があがっていくとあるポイントで逆に走行抵抗が増加していく。それぞれのタイヤはそのポイントにきたときにテストが終了だ。
さて結果だけ先に箇条書きで紹介する。
最速のタイヤであるSpecialized Trubo Cotton Gpripton(クリンチャー)については、おそらくSpecializedがスポンサーとなっているBora-hansgroheとDeceuninck-QuickStepが使うであろう。タイヤの走行性能だけでレース結果が決まるわけではないが、単純にタイヤ性能だけで考えるならばこの2チームはライバルチームよりも優位に立つ。
一方、2番目に走行抵抗が低いContinental Grand Prix 5000 TL(チューブレス)については、Bahrain Victorious、Groupama-FDJ、Ineos Grenadiers、Intermarché-Wanty-Gobert Matériaux、そしてMovistarが使うと予想される。
パリ~ルーベの最速タイヤについては以上のような結果となった。この3点以外にもタイヤ幅、空気圧、シーラント剤の有無など各種の情報が記事には書かれているので興味があれば情報源記事をグーグルの自動翻訳にでもつっこんで読んでおくのがおすすめだ。
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