ツール・ド・フランス

ポガチャルとアラフィリップの2022ツールのコースについての感想

ついに昨日2022年度のツール・ド・フランスの全ステージのコース概要が発表されたわけだが、第1週目から、かなりの強風が予想される海上・海沿いのルートや、プロトンに最大の混乱・地獄をもたらしそうなパリ~ルーベの石畳区間が盛り込まれている。実によくばりなコース設計だ。

そんなコースについて、三連覇を狙う若き王タデイ・ポガチャルと世界選連覇を達成したジュリアン・アラフィリップが語った感想を簡単に紹介。

まずポガチャルは、

“We have everything: sprints, small climbs, big climbs, echelons, time trials, cobblestones. I am really looking forward to it.”

Cyclingtips, “TADEJ POGAČAR LIKES THE 2022 TOUR ROUTE BUT HE’S WARY OF WIND AND COBBLES”

訳「第1週目から、スプリントも大小の登り、横風、個人TT、そし石畳と全てが詰め込まれている。ほんと楽しみ。」

自分に来年のコースが合うかわからないが、すごいエキサイティングなコースだという感想を述べている。だが同時に、

“You can lose the race pretty fast.”

Cyclingtips, “TADEJ POGAČAR LIKES THE 2022 TOUR ROUTE BUT HE’S WARY OF WIND AND COBBLES”

訳「かなり早い段階で、優勝を諦めさせられる展開になる可能性もある」

なにせ初週から、強風と石畳と山頂フィニッシュと盛りだくさん。どれも1つのミスやトラブルで大きくタイムを失う危険性がある。もちろん平坦ステージでも落車は極力避けなければならない。

昨年はツールデビューとなったマチュー・ファン・デル・プールのせいで(?)、まるで第1週目からクラシックレースのようなスピードで走らされたと言われているツールだったが、来年も第1週目がそんなコースだけに、マチューが最初から全開でアタックしてくることが予想される。そうなればプロトンの混乱・狂乱が拡大することも十分ありうる。ポガチャルが上のように警戒するのもわかる。

次にアラフィリップはこう述べる。

“I’m eager to do the recons to see what can be done. It’s a first week that inspires me a lot.”

Cyclingnews, ”Julian Alaphilippe ‘inspired’ by first week of 2022 Tour de France”

訳「第1週目のコースを偵察して、どんな感じにレースが動きそうか見てみたいわ。第1週目はかなりやる気のでるコース設計やで」

やはりクラシック最強チームのDeceuninck-QuickStepのメンバーらしいコメント。同チームにとって第1週目の強風ステージと石畳ステージはまさに大好物。マチューが動くならばDeceuninck-QuickStepも動く。ひょっとしたらソンニ・コルブレッリも動く?

来年のツールはひょっとしたらそんな第1週目が最大の山場となるかもしれない。ただファンからすれば、できればそんなに早く総合争いが終わってしまう展開はやめてほしいところ。第20ステージの個人TTまで勝負の行方がもつれる。そんな神展開になってほしいと思う人は多いだろう。

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