【朗報】マチュー・ファン・デル・プール完全復活
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今シーズンずっとマチュー・ファン・デル・プールを悩ませていた背中・腰の痛みが完全に治ったようだ。
もともと今年前半からずっと背中・腰に問題がありながらも走り続けていたマチューだったが、療養への決定的な転機となったのはやはり東京五輪MTBでの落車の時だろうか。
そして五輪後にマチューは静養に入る。2ヶ月ぶりのロードレース復帰は ベルギーのアントワープ・ポート・エピック。だがそこで復帰早々に優勝。その後はパリ~ルーベに出場し3位。
マチューのリハビリや療養を担当してた理学療法士のDavid Bombekeによると、マチューの体後方の痛みはやはり長期に渡るトレーニングやレースのしすぎが原因だったもよう。なにしろシクロクロス、MTB、ロードレースという3分野で一年中走り続けていたのでほとんどしっかりとした休養が取れないまま。蓄積された疲労とストレスがマニューの肉体を蝕んでいた。
だからこそ今回の完治に至ったのも、東京五輪後にしっかりと休養をとったことが大きく貢献したようだ。
おそらくそこで無理をしていれば再発していただろう。マチューも多くのプロ選手同様にトレーニング中毒になりがちなほどトレーニングが好きな性格のようだ。でもだからこそしっかりとした休養が必要だし、それを指示して選手に守らせるスタッフやコーチ陣も必要。
今年はこれから本格的にシクロクロスへ参戦することになる(トム・ピドコックとアメリカで対決も)が、おそらく今後はこの経験を踏まえてマチューもしっかりとした休養を取ることが増えると思われる。
そうなると出場レースが減ったり、年間のレーススケジュールも変更となるだろうが、そのぶん1つ1つのレースはまさに100%の状態で挑めることが増えるのではないか。来年のマチューはさらにヤバくなる?
いつだったかジルベールがマチューやワウトは走りすぎとか言ってましたが、彼の懸念通りになったということですかね。
マチューも勝たなければいけないレースがまだまだありますから、体は大事にしてほしいですね。
深刻な事態ではないものの、たしかにジルベールが懸念してた感じになったブヒね。
若いときは回復力も高いからイケイケンドンで走れても、やはり限界はあるもの。
そして年をとってからのことも考えると、若くてもあまり無理はしないほうがいいブヒね。
せっかくのスーパースターなのだから、できるだけ長く活躍してほしいブヒね。