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2022ミラノ~サンレモでモホリッチが使った秘密兵器はドロッパーシートポストだけではなかった。リニアモーターカーのような特殊ベアリングも

2022ミラノ~サンレモで優勝したマテイ・モホリッチは、ドロッパーシートポスト以外にも、大型ディスクブレーキローターと特殊なセラミックベアリングという2つの秘密兵器を投入

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今年のミラノ~サンレモではタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)やプリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)と同じスロベニア人のマテイ・モホリッチ(Matej Mohoric )が、最後のポッジオの下りを命がけで駆け下りて見事逃げきり勝利を収めた。その感想は下の記事。

そのモホリッチが使っていた秘密兵器こそがドロッパーシートポスト。これについてはもはやいろいろなところでレース後で報道されているので誰もが知っているだろう。

またUCIもレース後にドロッパーシートポストについて合法だと見解を発表した。それが下の記事だ。

だれが、実はモホリッチの秘密兵器はこのドロッパーシートポストだけではなかった。ホイールには秘密のベアリング、そして通常使っているものより大きなディスクブレーキローターを装備させていたことを本人が明らかにした。

情報源:It wasn’t just the dropper post: Matej Mohorič used “secret” wheel bearings and bigger disc rotors for Milan–San Remo win

この大手海外メディアroad.ccのポッドキャストで、モホリッチはドロッパーシートポスト以外に準備した秘密兵器について語っている。

このポッドキャストではモホリッチへのインタビューがなされているのだが、09:00あたりからモホリッチが秘密兵器について語っている部分がある。

モホリッチがよりエアロ性能の高いエアロロードバイクのMerida Reactoではなく、Merida Sculturaを選んだのはドロッパーシートポストを使うため。Reactoは特殊形状のシートポストなので、通常の丸形ドロッパーシートポストが合わず使えない。

モホリッチの秘密兵器その2:大型のディスクブレーキローター

そんなSculturaには秘密兵器としてドロッパーシートポストだけでなく、上述のように通常より大きめのディスクブレーキローターとあるベアリングが装備されていた。

ディスクブレーキのローターについては、フロントが180mm、リアが160mmだったらしい。これはブレーキングパワーを強くするためだろう。

モホリッチの秘密兵器その3:特別なセラミックベアリング

モホリッチのバイクのホイールには、特別なセラミックベアリングが使われていたらしい。それは通常のハブのベアリングとは異なるメカニズムで作動するものらしい。

その詳細は語られていないが、モホリッチ曰く「日本のリニアモーターカーと似たようなもの」。

(‘A`)「え、浮くん?」

(‘A`)「どういうことだってばよ・・・」

ラチェット内部が磁力を使った仕組みになっているようだ。それがリニアモーターカーっぽいということだろう。実際には超伝導と全然異なる技術だと思う。

文系の上にIQの低いブタにはさっぱりわけがわからないが、情報源記事によるとDT SWISSがその技術について特許をすでに申請していて、アメリカはオレゴン州のコンポブランドProject 321からはその技術を使った製品が販売されているらしい。

DT SWISS特許情報
Project321

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piginwired
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