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今年のUCI世界選手権はオーストラリアのウロンゴンで開催される。男子エリートロードレースは9/25開催予定だ。
もちろんホスト国であるオースラリアの代表チームは優勝への意気込みがいつも以上だ。
そしてその世界選手権で優勝候補、あるいはチームのエースとして活躍が見込まれていたのがロット・スーダル(Lotto Soudal)のエーススプリンターのカレブ・ユアン(Caleb Ewan)。
だが、ベルギーメディアのHet Nieuwsbladによると、カレブ・ユアンはオーストラリア代表チームに選ばれないようだ。
Het Nieuwsbladの取材によると、オーストラリア代表チームで選手選考を行うローリー・サザーランド(Rory Sutherland)が、カレブ・ユアンに代表選手には選ばないと伝えたようだ。レギュラーとしても予備・補欠選手としても選ばないとも伝えたらしい。
そしてそんなユアンの代わりに、バイクエクスチェンジの登れるスプリンター、マイケル・マシューズ(Michael Matthews)がチームを率いるエースとして選ばれるようだ。
カレブ・ユアンは以前から母国の世界選手権に並々ならぬ意欲を表していた。それは単に母国ということだけでなく、自分が生まれ育った場所にも近いという理由もあった。
一方で当初は、その世界選のコースはスプリンター向けにデザインされていたものの、何度か変更が加えられてきた。そのため登りが増えたりもしていたが、それでも東京五輪ロードレースのような厳しさはなく、ユアン曰く「きつすぎるということはない。だから自分にもまだチャンスはある」というものだった。そしてユアンは世界王者になれる希望を持っていた。
だが今回のセレクション漏れにより、その夢は絶たれてしまう。
なぜユアンが選ばれないのか、その理由や選考過程は明らかになっていない。しかし、ジロ・デ・イタリアでの落車、そしてツール・ド・フランスでの落車などによるダメージや、今年は思ったように走れていない、そして結果が残せていないという点が重視されたのかもしれない。