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ロードバイクで速くなるための筋トレの方法

36歳ゲラント・トーマスは今のほうが2018ツール優勝時よりも登りが強い?2022ツールと2018ツールとのデータ比較

ゲラント・トーマスは2018年ツール優勝時よりも、36歳の今のほうが登りが速い?2018ツールと2022ツールとのデータ比較

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イネオス(INEOS Grenadiers)のゲラント・トーマス(Geraint Thomas、通称G)は2018年ツール・ド・フランスで総合優勝した。その当時のことはまだ記憶に残っている人も多いだろう。そんな彼は36歳となっても今年のツール・ド・フランスで総合3位。見事に表彰台に上がることに成功した。

そんな36歳は、なんと今より若かった2018年よりもクライミング能力があがっている、つまり優勝した2018年より今年の彼のほうが強かったらしい。そのことを示唆するデータを下の情報源記事が解説している。

情報源:Geraint Thomas was Stronger in the Tour de France 2022 compared to his 2018 Victory

より長い時間、高出力をキープできる能力が向上か

情報源記事では3種類のグラフが掲載されている。どれも横軸に時間、縦軸にパワーウェイトレイシオ(w/kg)を設定したものだ。

1つ目のグラフは2018年ツール優勝時のもの。2つ目が今年のツールのもの、そして3つ目が、2018年と今年を比較したものだ。

特に3つ目のグラフを見ると、各種山岳において20分~40分間の登りでは、2022年度のほうが高いw/kgを維持している場合が多いことがわかる。

そのことから、ゲラント・トーマスは若いときよりも今のほうが、登りでより長時間高出力を維持できるというエンデュランス能力(耐久力・持久力)がレベルアップしていると考えられる。ひょっとしたら36歳にしてキャリア最高の能力を備えた肉体になっているのかもしれない。

ただ同時に2018年ツールで優勝できる以上の能力を持っていても、今のツールでは優勝できないことも明らかになった。ポガチャルら新世代の能力が本当にぶっ飛んでいると改めて認識させられる。

36歳という引退が目前にある年齢となってもなぜそんなことが可能なのか?おそらくそれは現代の最先端トレーニング理論・方法のおかげだろう。

最近のロードレース界は引退する年齢が伸びているケースが多いと思われるが、それはやはりトレーニング方法や、ストレスなどを管理する方法論が昔よりもかなり発達していることも大きな要因なのだろう。

これはガチ勢ではない一般のロードバイク乗りでも正しくトレーニングすれば、アラフォーだろうとアラフィフだろうとまだまだ伸びしろがあるということだろうか。

なお🐷は「生涯ポタリングガチ勢」がポリシーだ。

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piginwired
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