あるチームがTwitter上でナイロ・キンタナ(Nairo Quintana)に2023年度の契約のオファーを提案している。次のツイートを見てほしい。
Nairo es nuestro gran representante del ciclismo colombiano ante el mundo. Por eso, desde el Team Medellín EPM le ofrecemos continuar su carrera deportiva con nosotros con un amplio calendario nacional e internacional.
— Team Medellín EPM (@team_medellin) November 17, 2022
Qué orgullo sería para Medellín que nos representes. pic.twitter.com/4WwEjAmjLC
このチームはコロンビアのコンチネンタルチームのTeam Medellín EPM。
上のツイートでは、「キンタナはコロンビアにとって偉大な選手。国内・国外のレースでまだまだ走り続けてほしい。もしうちに来てくれるなら我々にとってどんなに誇らしいことか」
と書いている。
キンタナは誰も知るように、今年のツール・ド・フランスにおいてUCIが独自に禁止するトラマドールを使ったとしてUCIから今年のツールの成績を剥奪された。その処分に不満があったキンタナはスポーツ仲裁裁判所CASへ異議申し立て。しかし結局CASはUCIの訴えを認め、キンタナは敗訴。UCI処分が確定した。
だが世界アンチドーピング機構WADAが禁止する物質ではなかったため、出場停止処分などの重い処分は課されていない。そのため2023年も今までどおりプロチームと契約をし走り続けることは可能だ。
またキンタナ自身も今はコロンビアでトレーニングを続け、来年度もレースに出場することを目指している。
キンタナのトラマドール問題の関連過去記事として以下の記事をどうぞ。
- UCIが3月1日から鎮痛剤トラマドールを禁止。トラマドールの効果とWADAとの対立。
- ナイロ・キンタナが禁止薬物使用でUCIからツール失格へ。総合6位も剥奪。トラマドールの使用が原因
- WADAが方針転換か、トラマドールを禁止薬物リストに指定する予定?
- ナイロ・キンタナがArkéa-Samsicとの契約を解除。ツール期間中の鎮静剤トラマドール問題が影響か
- トラマドール問題でキンタナの敗訴確定。スポーツ仲裁裁判所CASがUCI判断を支持
アナコナがどこへ行くかが個人的には気になりますね…
アナコナといえばキンタナの相棒というイメージなので、今回も二人そろって移籍なのかも?