Enter your email address below and subscribe to our newsletter

ロードレースの2023ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ(Volta a la Comunitat Valenciana)第5ステージ

おもしろすぎ!2023ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ最終日第4ステージの感想・動画・結果

チッコーネの命運は!?2023ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ最終日の第5ステージの感想・ハイライト動画・結果

Share your love

昨夜、予想通りにマチューvsワウトとなったシクロクロス世界選手権と同時に見ていたのが、ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ(Volta a la Comunitat Valenciana)の最終日の第5ステージ。その結末がかなりの熱い展開だった。

この日のスタート前の総合リーダーはトレック・セガフレードの山岳王ジュリオ・チッコーネ(Giulio Ciccone)。そしてわずか4秒差で2位がイネオスのテイオ・ゲイガン・ハート(Tao Geoghegan Hart)。

最終日のコースは、中規模の山が2つあるもののどちらレース前半部分に登場するだけ。その後はゴールまで平坦基調。つまりトレック・セガフレードがしっかりと集団をコントロールし、チッコーネが細心の注意を払っていれば総合優勝の可能性が高いと思われるコースだった。

コース

感想

上述のようにチッコーネの総合優勝の可能性は高いと思っていた。チッコーネは最終盤に動くであろう総合ライバルのアタックをチェックするだけでいいからだ。しかもコース後半は全体的にはほぼ平坦基調。誰かがアタックしても抜け出すのは容易ではないと思えた。

最初の2級山岳で前回大会覇者でボーラ・ハンスグローエのエースのアレクサンドル・ウラソフ(Aleksandr Vlasov)が飛び出すも、 総合リーダーのチッコーネたち総合勢はその危険な動きをしっかりマーク。

その後の1級山岳も総合勢かたまって通過。

だが気になるのはすでにチッコーネは孤独な戦いを強いられていたこと。トレックのチームメイトがもう序盤でいなくなっていたのだ。

8名の総合勢が後半の平坦区間を逃げ続ける。ただスプリンターを擁するチームも勝てるコースレイアウトだっただけに、チッコーネとすれば一人で複数の総合ライバルたちを相手にするよりは、後方からスプリンターチームに追いついてもらう(ついでに自分のチームメイトを連れてきてもらう)ほうが楽だったかもしれない。

そうなればゴール前スプリントのための展開となり、スプリンターチームがレースを支配し、総合勢が飛び出すことも許されない展開になるからだ。つまり、チッコーネは何もしなくてよくなる。

もちろんそういう展開にしたくないのがチッコーネ以外の総合勢。特にイネオスはそうだろう。最終局面でゲイガン・ハートとテイメン・アレンスマンを残していたので、ゲイガン・ハートの逆転優勝を狙いたかったはず。

ロードレースの2023ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ(Volta a la Comunitat Valenciana)第5ステージ

だがそんな最後の局面でしかけたのは、元世界王者で今年からアンテルマルシェで走る涙子さんこと、ルイ・コスタ(Rui Costa)。 そしてそれにアレンスマンがついていく。他の総合勢はお見合いで動けず!

コスタはこの日までに総合6位でチッコーネとは14秒差。ただし、この日のステージ優勝で10秒のタイムボーナスがもらえる。つまり、4秒差以上をつけてステージ優勝すれば14秒以上を稼ぐことができ、チッコーネを逆転することが可能という状態。

ロードレースの2023ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ(Volta a la Comunitat Valenciana)第5ステージ

コスタとアレンスマンが後続を寄せつけず、ゴールに飛び込んでくる。その後方からはプロトンも迫る。その結末は次の動画で。

(‘A`)「涙子さんきた!アンテルマルシェつえええええええええええ」

ハイライト動画

最終結果

ステージトップ10

1Rui Costa Intermarché – Circus – Wanty 1位との差
2Thymen Arensman INEOS Grenadiers,,
3Samuele Battistella Astana Qazaqstan Team0:07
4Marc Soler UAE Team Emirates,,
5Giulio Ciccone Trek – Segafredo0:21
6Pello Bilbao Bahrain – Victorious,,
7Brandon Mcnulty UAE Team Emirates,,
8Fred Wright Bahrain – Victorious0:30
9Matej Mohorič Bahrain – Victorious,,
10Omar Fraile INEOS Grenadiers,,

最終総合トップ10

1Rui Costa Intermarché – Circus – Wanty 1位との差
2Giulio Ciccone Trek – Segafredo0:16
3Tao geoghegan Hart INEOS Grenadiers0:19
4Pello Bilbao Bahrain – Victorious0:21
5Aleksandr Vlasov BORA – hansgrohe0:25
6Thomas Gloag Jumbo-Visma0:34
7Mikel Landa Bahrain – Victorious0:40
8Brandon Mcnulty UAE Team Emirates0:45
9Alex Aranburu Movistar Team0:46
10Carlos Rodríguez INEOS Grenadiers,,
Share your love

Warning: Undefined array key "path" in /home/miyamaworks/bikenewsmag.com/public_html/wp-content/themes/blocksy/inc/helpers/html.php on line 6
piginwired
piginwired
Articles: 7115

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!