SRAMに続きシマノもディレイラーハンガーをなくす?特許から見るダイレクトマウントリアディレイラー
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先日SRAMの新型MTBコンポのXXSL Eagle AXS Transmissionが発表された。その最大の特徴はとんでもない価格(チェーン1つが4万4000円!)、ディレイラーハンガーも調整ネジもない新しい機構だ。
🐷もTwitter上でこんなリツイートをしたのを覚えているだろうか?
【朗報】SRAMの新型XX SL、強い#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn https://t.co/TklPcp1KdH
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) March 22, 2023
🐷「つよい(確信)」
こちらの動画もどうぞ。
一方、シマノもそんなSRAMに続けとばかりにディレイラーハンガーを使わないコンポを発表するかもしれない。シマノ特許情報からその可能性が明らかになった。
情報源:Is Shimano about to ditch derailleur hangers? Patent reveals direct-mount derailleur design
そのシマノ特許につけられている画像をどうぞ。
MTB用コンポの画像ではあるが、このようにディレイラーハンガーのない、ダイレクトマウントタイプのディレイラー画像となっている。
特許情報にすぎないのでこれがそのまま販売されるかは現時点では不明だが、電動化、無線化のつぎは、いろいろなものをダイレクトマウント化というのが流行るのかもしれない。
ただディレイラーハンガーは落車したときに、それが緩衝材のような役割を果たすことでフレーム本体が壊れるのを防ぐという役割を持っているとされる。特にカーボンフレームはなかなか補修が難しいので一度歪んだり、損傷すると買い替えるしかないという事態になるのが一般的だろう。
変速性能という観点からは変速速度や正確性は向上するのかもしれない。しかしそうしたフレーム保護性能という観点からはどうなるのだろう?いいのかこれ?
ダイレクトマウントよりもディレイラーハンガーの共通化を進めてほしい
それはたしかに・・・毎回違うハンガーを予備として確保するのも面倒!