今夜の2023ジロ第4ステージのコース。2日連続の登りゴールも、今夜は2級山岳の山頂フィニッシュ
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昨日の第3ステージは登り勾配でのゴールスプリント勝負となった。そして今夜の第4ステージもおなじくゴールまで登り基調だ。しかし、今日の最後は第3ステージはレベルが異なる登りとなる。2級山岳がゴールの舞台だからだ。
5/9(火)午後9:00〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 8, 2023
Cycle*2023 ジロ・デ・イタリア 第4ステージ
【ヴェノーザ 〜 ラーゴ・ラチェノ】175 km(丘陵 ★★★)
解説:栗村修さん
実況:長澤洋明さん
午後7:20(英語コメンタリー)https://t.co/Ro6HDLH4cb
〜J SPORTSオンデマンドLIVE配信〜https://t.co/Ql9TyPRZWE#Giro #jspocycle pic.twitter.com/lCPi82BJtv
今日は最後に2級山岳のモレッラ峠を登る。山頂フィニッシュのように見えるが、山頂から3kmほど下り基調を走ってのゴールとなっている。なので厳密にいえば登りゴールというよりは、「登ってからのゴール」という感じ。
このモレッラ峠は、登坂距離9.6km、平均勾配6.2%。その特徴は中盤にある。序盤は優しめ、中盤が10%弱の区間が続き、最大斜度も12%近くもあるようだ。高速でこの峠に進入し、いったんペース落として、中盤の激坂区間で一気にフルスロットル!という感じになるだろうか。
山頂からは下り基調でゴールまで3kmほどしかないので、山頂である程度のタイム差ができれば、そのまま独走で優勝可能だろう。
2級山岳のゴールということで、昨日の主役だった登れるスプリンターたちも今日は無理だろう。純粋なパンチャーやクライマーが主役となるか。できれば最後の2級山岳の前に逃げ集団に入り、そこからアタックを狙いたい。
仮にプロトンが逃げ集団を全て吸収するという展開になれば、最後の2級山岳で総合争いが勃発する可能性は高い。特にレムコやログリッチが1回ぐらい仕掛けそうな雰囲気。
優勝予想は、ティボー・ピノ(Thibaut Pinot)!FDJの選手が逃げにのって山岳賞位ポイントをつぶしつつ、最後はプロトンからティボー・ピノ(Thibaut Pinot)がアタックで決まりや!!