レムコが総合1位から陥落!2023ジロ第4ステージの結果とハイライト動画
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昨夜の2023ジロ・デ・イタリア第4ステージは丘陵ステージ。そしてゴール前には2級山岳があったことで、見方によっては(?)なかなかおもしろいレースとなった。結果的にレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)がマリア・ローザを譲り渡すことになったのだ。
目次
第4ステージのコース
次の過去記事で紹介してあるのでまた見ておいてほしい。
感想と動画など
恐怖!ジェイ・ヴァインがまたチームカーで落車!?
サコッシュタイム〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 9, 2023
簡単なことではありません
ジェイ・ヴァインのどきどきシーン💦
転倒しなくてよかったです
Cycle*2023 ジロ・デ・イタリア 第4ステージ
【ヴェノーザ 〜 ラーゴ・ラチェノ】175 km(丘陵 ★★★)
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信中〜https://t.co/Ql9TyPRZWE#Giro #jspocycle pic.twitter.com/sWoapsURBb
ジェイ・ヴァインはどうもチームカーの使い方は下手なように思える。そういうレース特有のテクニックや経験がまだ足りていない?
記憶にまだまだ残っているのが、2021年のブエルタ・エスパーニャの第14ステージだ。チームカーにつかまろうとしてミスして落車。あわやチームカーに轢かれる寸前となったことがあった。そのときの動画は次の過去記事に紹介してあるのでまた見て思い出してほしい。
最後の山で逃げ集団内のバトル
7人の逃げメンバーから区間優勝者とマリア・ローザ獲得者がでます、誰もがこのチャンスを逃したくないと勝負の時を待ちます
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 9, 2023
Cycle*2023 ジロ・デ・イタリア 第4ステージ
【ヴェノーザ 〜 ラーゴ・ラチェノ】
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最後は仲良し?
最後の2級山岳で残り4kmほどとなったとき、DSMのアンドレアス・レックネスンがアタック!AG2Rのオレリアン・パレパントルが遅れる。
だがこのアタックも長くは続かず、再び後方からパレパントルが追いつき、そのまま二人で山頂を通過する。
そしてそこからちょっとした下りと平坦区間。
ここでレックネスンがもう脚がいっぱいいっぱいだったか、あまり積極的にローテーションしようとしない感じ。一方で確実に逃げ切りたいパレパントルは、「セイ!セイ!セーイ!ちゃんと回していこうぜ!」と抗議。
そんなことがありながらも無事に二人は逃げ切って・・・
オレリアン・パレパントル(ACT)とアンドレアス・レックネスン(DSM)の一騎打ち、区間優勝とマリア・ローザを分かち合う🎉
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 9, 2023
Cycle*2023 ジロ・デ・イタリア 第4ステージ
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DSMのアンドレアス・レックネスンは2級山岳の最後でダンシングを使って登るなどして、すでにしんどそうだったのでAG2Rのオレリアン・パレパントルが勝つのは目に見えていた。
そしてこの結果、レックネスンがマリア・ローザが獲得。23歳のノルウェー人が快挙だ。ゴール後にレックネスンは感極まっていた。その後の報道ではステージ優勝できなかった悔しさの涙だったようだ。
ノルウェー人のマリア・ローザって誰以来?#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn #世界選手権
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) May 9, 2023
ところで、最後の登りではクイックステップはアシストがみんないなくなりレムコだけになっていた。一方でイネオスは「何人残っとんねん」というぐらいゴールラインまで多く残っていた。
クイックステップのアシスト陣は2級山岳でこれなら、1級や超級が連続すると大丈夫なのか?まぁ去年のブエルタも似たような感じで、結局レムコが優勝しているが・・・それでもチーム力という点ではちょっと気がかりか。
ただし、レムコが「一人でへーきだもん」と長期戦を見据えてアシスト陣を早めに休ませたという可能性もあるが。だからこそマリア・ローザを他チームへ譲渡して、明日からクイックステップがプロトンを管理しなくてもすむようにしたという作戦だったとも考えられる。
一方で今日のイネオスのチーム力の万全ぶりを見るとこれから期待できるかも。
レース全体のハイライト動画
結果
ステージトップ10
1 | Aurélien Paret-peintre | AG2R Citroën Team | 1位との差 |
2 | Andreas Leknessund | Team DSM | 0:02 |
3 | Toms Skujiņš | Trek – Segafredo | 0:57 |
4 | Vincenzo Albanese | EOLO-Kometa | ,, |
5 | Nicola Conci | Alpecin-Deceuninck | 1:02 |
6 | Amanuel Ghebreigzabhier | Trek – Segafredo | 1:07 |
7 | Koen Bouwman | Jumbo-Visma | 2:01 |
8 | Damiano Caruso | Bahrain – Victorious | ,, |
9 | Eddie Dunbar | Team Jayco AlUla | ,, |
10 | Aleksandr Vlasov | BORA – hansgrohe | ,, |
総合トップ10
1 | Andreas Leknessund | Team DSM | 1位との差 |
2 | Remco Evenepoel | Soudal – Quick Step | 0:28 |
3 | Aurélien Paret-peintre | AG2R Citroën Team | 0:30 |
4 | João Almeida | UAE Team Emirates | 1:00 |
5 | Primož Roglič | Jumbo-Visma | 1:12 |
6 | Geraint Thomas | INEOS Grenadiers | 1:26 |
7 | Aleksandr Vlasov | BORA – hansgrohe | ,, |
8 | Toms Skujiņš | Trek – Segafredo | 1:29 |
9 | Tao geoghegan Hart | INEOS Grenadiers | 1:30 |
10 | Jay Vine | UAE Team Emirates | 1:36 |
各賞ジャージ
マリア・ローザ(総合) | アンドレアス・レックネスン(Andreas Leknessund) |
マリア・チクラミーノ(ポイント賞) | ジョナサン・ミラン(Jonathan Milan) |
マリア・アッズーラ(山岳賞) | ティボー・ピノ(Thibaut Pinot) |
マリア・ビアンカ(ヤングライダー賞) | アンドレアス・レックネスン(Andreas Leknessund) |