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昨日の第12ステージはそれまでと比べると穏やかな1日だった。ただそれは本日の最高難易度である星5つの第13ステージを前に体力温存したいと思う選手も多かったからだろう。
今大会最初の最高難易度となる今日の第13ステージは次のようになる。
5月19日(金)⚠️午後5:50〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 18, 2023
Cycle*2023 ジロ・デ・イタリア 第13ステージ
【ボルゴフランコ・ディヴレア 〜 クラン・モンタナ】
199 km(山岳 ★★★★★)
リモート解説:西谷泰治さん
解説:浅田顕さん
ナビゲーター:中島康晴さん
実況:田村純さんhttps://t.co/c9mPq9WoFp#Giro #jspocycle pic.twitter.com/5zk00k2Gb5
この第13ステージについては、コース変更が入っている。それについては先日「【標高2469m】2023ジロ第13ステージが雪でコース変更か。チーマコッピのグラン・サン・ベルナルドがなくなる」で紹介したので、そちらを見ておいてほしい。
この変更により、大会最高標高であるチーマコッピのグラン・サン・ベルナールの山頂ルートがなくなり、それを迂回するルートへ変わった。
これにより走行距離は207→199kmへ減少、獲得標高も5100→4500ほどに減っている。だがそれでも難易度は高い山岳ステージだ。
間違いなくここで総合順位に大きなインパクトが加わるだろう。レムコもウラソフもゲイガン・ハートもいなくなり、それ以外にも多くの選手が大会をすでに去っている。選手のやりくりに悩むチームもあるのではないだろうか。
プリモシュ・ログリッチ率いるユンボ・ヴィズマはまだリタイアした選手もおらず、人数という観点ではベスト。ただログリッチも落車をしていてひょっとしたらその影響がどこかにあるかもしれない。
一方、ユンボ最大のライバルはレムコからイネオスへと移ったわけだが、そのイネオスもゲイガン・ハートとフィリッポ・ガンナがいなくなったとはいえ、山岳アシストは全員健在のまま。
今日はユンボ対イネオスの山岳トレイン対決に期待だ。優勝予想は手堅く、プリモシュ・ログリッチ。