UAE「ポガチャルの骨折はグッドタイミングだった」
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今年のアルデンヌ・クラシック三連戦の最後の最後、モニュメントのリエージュで落車して骨折したタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)。だが先日スペインでチームのトレーニングキャンプに合流し、外でのバイクトレーニングを再開したことが明らかにされた。
過去記事:ポガチャルが外でトレーニング復帰
最大の問題は、ツール・ド・フランスに間に合うかどうか、そして優勝できるかのレベルに達することができるかだが、チームUAE側はそれを楽観視しているようだ。
情報源:UAE Emirates bullish on Tadej Pogačar hitting Tour de France form: ‘We remain very optimistic’
今回チーム側は次のように話す。
“I don’t think Tadej’s training program has been jeopardized to any great extent. He was due to have a rest period and a break after Ardennes classics, so in terms of timing, it couldn’t have been better, if you can put it that way,”
訳「怪我によって、ポガチャルのツール・ド・フランスに向けた準備が大きく狂ったということはない。むしろ、アルデンヌ・クラシック後に休息期間が取れてから、タイミングとしてはこれ以上ないほどのベストなタイミングでの怪我だった」
続けて、ポガチャルの回復能力と適応能力からすれば、ツール・ド・フランスに向けた準備についてとても明るい見通しを持っているとも語る。
ポガチャルの最大の才能としてよく言われるのが、回復能力・適応能力の高さ。他の選手よりもそれが高いため、他の選手と同じ時間トレーニングをしてもより早く回復でき、そしてより短期間で肉体を仕上げ、より高いレベルへ到達することが可能となる。それこそがポガチャルがグランツールでの生存能力や、ワンデイレースで連続攻撃を繰り返すことができる攻撃力につながっている。
このようなチームのコメントを信じる限りでは、どうやら今後大きなトラブルがなければポガチャルに問題はなさそうだ。
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