ロードバイクとロードレース

UAEのジョージ・ベネットがイスラエルへ移籍

UAE-TeamEmiratesで走る33歳のニュージーランド人クライマー、ジョージ・ベネット(George Bennett)のイスラエル・プレミアテックへの移籍が発表された。

イスラエルではジョージ・ベネットがグランツールエースか?

契約は2年で2025年まで。33歳の加入ということでまたイスラエル・プレミアテックの平均年齢があがるか思われるが、イスラエルのオーナーのシルヴァン・アダムスは少し前に「うちのチームが老人ホームとか終の棲家だとか言われてもかまへん」というようなことを言っていた。ベテラン選手がチームの3割ぐらい占めることとなってもそれはそういうチームづくりの戦略なのだろう。

今回の移籍についてジョージ・ベネット本人は、「イスラエル・プレミアテックにはよく知ってる人間も多いし楽しみ。また来年からはグランツールで自分の勝利のために走る多くのチャンスがあるやろね」と語り、新チームではグランツールでステージ優勝を積極的に狙うエースとして走る可能性を示唆する。おそらく契約交渉の中でそうした起用方法についてのことが話し合われていたのだろう。

2024年に向けたイスラエルの補強

これまでにイスラエル・プレミアテックはジョージ・ベネット以外にも、

  • イーサン・ヴァーノン(Ethan Vernon、スーダル・クイックステップ)
  • ミヒャエル・シュヴァルツマン(Michael Schwarzmann、ロット・デスティニー)
  • パスカル・アッカーマン(Pascal Ackermann、UAEチームエミレーツ)
  • ユーゴ・オフステテール(Hugo Hofstetter、アルケア・サムシック)

といった選手と契約済み。また、新人プロとしてNadav Raisberg、Oded Kogut、Riley Pickrellの3人とも契約ずみだ。

国家としてのUAE、イスラエル、そしてサウジアラビア

なお国家としてのUAEとイスラエルは2019年にトランプ大統領の仲介によって国交を結ぶ「アブラハム合意」に署名。今月15日で3年目となる。その合意の結果、両者の貿易は確実に拡大傾向にあり実利面で上手くいっているようだ。

一方で、イスラエルの中東戦略にとって本命であるサウジアラビアはそのアブラハム合意に加わることはなかったのだが、先月には米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道で、米国が今後サウジアラビアの安全保障について協力するかわりにサウジアラビアがイスラエルを正式に国家として承認し、両国の関係を正常化する方向で合意したと伝えられていた。

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