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ロードレース業界に大きな影響が出ると思われる、ユンボ・ヴィズマとスーダル・クイックステップの合併話だが、両者が本当に合併すればブログのその記事でも書いたように1チーム分のワールドツアー枠が空くこととなる。そしてその空席を狙うチームもいくつかあるだろう。その1つがノルウェーのProTeamのUno-Xだ。
Uno-Xのマネージャーは、オランダメディアのWielerFlitsに対して、空いた分のワールドツアーライセンスに関心を持っていると語る。
同マネージャーは合併話の状況を注視しており、「あくまで現時点では仮定の話だが」と前置きしながらも、「現時点でまだあれこれと推測はしたくないとはいえ、それでも自分としてはワールドツアーライセンスを狙っているのは確か」と話す。
そして続けて、「ワールドツアーへ昇格する準備はもう100%できている」とも言う。たしかに昨年にUno-Xはワールドツアーライセンスを申請していた。ただそれはその今年から絶対にワールドツアーへ昇格したいという考えによるものではなく、どちらかというと試験的な試みという意味あいがあったようだ。どのような資料や手続き、そしてどれだけの予算が必要なのか、UCIがUno-Xについてどのような判断を下すのかといったことを知りたいという考えもあった。
結果は認められなかったわけだが、それでもその経験と得られたデータによって、今度ワールドツアーのチームとして必要なのはなにかがわかったのだろう。それを基にしてチームづくりが今年行われているはずだ。
だからこそ「ワールドツアーライセンスのための準備は100%できている」という発言なのだろう。
ちなみにUno-Xはノルウェーチームだが、選手はノルウェーとデンマークが中心だ。地理的に考えてもそれは当然のこと。
そうなると仮にユンボとクイックステップが合併したとして、両チームのデンマーク人選手、たとえばカスパー・アスグリーン(Kasper Asgreen)がフリーとなったとき、彼を獲得しようと動くかもしれない。