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2022年ツール・ド・フランスで、当時UCIが独自に規制していた鎮痛剤トラマドールを使ったとして成績剥奪などの制裁を受けたナイロ・キンタナ(Nairo Quintana)。
その後は所属していたアルケア・サムシック(Arkéa-Samsic)との契約を解除し無所属へ。そしてこの2023シーズンはチームとの契約はないままで、まともにレースは出られずに終わろうとしている。
では2024年シーズンはどうなるか?一部ではオーストラリアのワールドチームであるジェイコ・アルウラー(Jayco-AlUla)がキンタナを獲得するのではないかと言われているようだ。
同チームは先日スプリンターのカレブ・ユアン(Caleb Ewan)との契約を発表したばかり。これで1つのチームにユアン、ディラン・フルーネヴェーヘン(Dylan Groenewegen)、そしてマイケル・マシューズ(Michael Matthews)と3人のスプリンターを抱えることとなった。スプリント力ならばワールドチームでもかなりの強さだろう。
一方でグランツールなどの総合系エースとしてはサイモン・イエーツ(Simon Yates)と成長途上のエディー・ダンバー(Eddie Dunbar)。グランツールは年間3つなのであともう1人総合選手がいれば都合がいい。
またジェイコはプロチームなどが作る独自の団体MPCC(加入チームはUCIよりも厳しい独自の薬物規制などに服する)に加入していないため、キンタナ獲得に動きやすいという事情もあるだろう。
追記:この記事の翌日にジェイコ側からキンタナ獲得の意向はないとの声明が発表された