ボーラ・ハンスグローエはワウトとレムコ移籍について明確に否定はしないものの、具体的な動きも不明
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昨日、「ボーラ・ハンスグローエがレムコとワウトを獲得か?レッドブルの豊富な資金力が火を吹く?」という記事で、ボーラ・ハンスグローエの実質的なスポンサーとなったレッドブル社が、ワウト・ファン・アールトとレムコ・エヴェネプールを獲得しようと動いている可能性があるというネタを紹介した。
この点について、ボーラ・ハンスグローエのスポーツディレクターであるベルンハルト・アイゼルは、「チームとしてはまだ特にワウトやレムコに対して何もしていないし、何が起こっているのかもわからない」と語り、本当のところはどうなのか?をはぐらかしたようなコメントをしている。
またアイゼルは、「これからレッドブルを飲んでいる選手にコンタクトをとっていく」と、冗談めかしたようなことを話す。アイゼルはなにかを知っているのかもしれないが、本当に具体的なレッドブルの動きについては何も知らないのかもしれない。ただ1つ言えるのは、ワウトとレムコの獲得を明確には否定していないことだ。
もちろん一般論としてはその二人のような特別な選手を獲得したいのはどこのチームも同じだろうし、アイゼルの言い方もあくまでそんな一般論の域を出ないというだけかもしれない。
ワウトとレムコ獲得についてはこのようなコメントだが、レッドブルのような巨大企業が実質的にチームのスポンサーとなったことについては、ロードレース界全体にとっても大きな意味をもつことだと述べる。
またレッドブルの参加という事実は、今後他の巨大企業がロードレース界に目を向け、新しくスポンサーになってくれるきっかけにもなるだろうともアイゼルは考えている。そうした巨大企業がロードレースのスポンサーになることが普通になること、それはロードレース界誰もが望むことだとも語る。
ファンアールトがBORA-hansgroheのクラシックエースになるのはけっこう現実味があると思いますが、エヴェネプールの総合エースはさすがに…
そんなことになったら、クイックステップにはアラフィリップ(とランダ)しかいなくなってしまいますね。
けれども、ログリッチのツール優勝チャレンジもできてあと2回くらいでしょうし、ルフェーブルも引退するかもしれないから、来年はないと思うけれど中期的にそれもまああるのかな…
おそらくレッドブルもログリッチ後を見据えているとは思うブヒね。でもスーダル・クイックステップがあと数年でレムコを手放すか(手放すことができるか)といえばそれはないような気もするブヒ。もしレムコを手放すような事態になったらそれはもうチームそのものが消滅するぐらいの事態かもと。ベルギーチームがベルギーの宝を失っていいはずがない、みたいな。
ただ特にレムコパパの「もっと息子のツール優勝のための補強しろや」という要求を叶えられないようだと移籍もあり得るとは思ってしまうブヒね。