カヴェンディッシュがまたキスの病(単核球症)に罹患か
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引退を撤回し今年もアスタナで現役を続けるマーク・カヴェンディッシュ。38歳の彼には今年こそツール・ド・フランス最多勝記録更新という歴史的偉業が期待されている。
そんな彼は今シーズン初戦のツアー・コロンビアで幸先よくステージ1勝を挙げたが、その後はUAEツアーは第6ステージをDNS、続くティレーノ~アドリアティコでは登りのステージでタイムアウト。また、ミラノ~トリノでもDNF。このように3戦連続で途中リタイアとなっていた。
そしてこの不調の原因はどうやらかつての彼を悩ました敵かもしれない。それはキスの病気とも言われる単核球症だ。
情報源:Astana Qazaqstan, Mark Cavendish ancora fermo per una sospetta mononucleosi
マーク・カヴェンディッシュはディメンションデータに所属していた2017年に初めてキスの病こと伝染性単核球症に感染。長期期間の発熱、倦怠感などの体調不良に襲われ続け、長くの戦線離脱を経験している。その当時のことを紹介したブログ記事がこちら。
カヴェンディッシュが「キスの病」に感染。ロマンディやカリフォルニアを欠場。
2018年には二度目の感染。そのときの記事がこちら。
【悲報】2年連続2度目。カヴェンディッシュは今年もキス病に罹患していたことが判明。今シーズンの予定は?
そして今回、まさかの三度目の感染が疑われているようだ。
カヴェンディッシュは最近の体調の不安定さを考慮し、ミラノ~サンレモとブルッヘ~デパンヌも欠場。そして次の日曜日にあるヘント~ウェヴェルヘムの参加も見合わせる。また、その後のシュヘルデプライス欠場もあり得るようだ。
欧米人は子供時代などにかかる一般的な病気のようだが、もはやカヴェンディッシュにとっては呪いとも言える病気だろうか。