スペインの世界選手権のメンバーが一部明らかに。5人のトップクライマーを用意
今年の世界選手権のスペイン代表チームの出場選手について
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スイスのチューリッヒで開催される今年の世界選手権は、長い登りというよりは短いが厳しい坂の繰り返しが特徴のコースとなっている。市街地と近郊の丘を巡るコースという感じだ。次の動画を見てほしい。
そんな今年の世界選手権に向けてスペインチームがその男子エリートロードレース代表選手を一部明らかにした。
今回明らかになったのは次の5人。
- Juan Ayuso (UAE Team Emirates)
- Mikel Landa (Soudal Quick-Step)
- Enric Mas (Movistar Team)
- Carlos Rodriguez (INEOS Grenadiers)
- Pello Bilbao (Bahrain Victorious)
となる。ご覧のとおり全員がクライマーだ。ブエルタ組が多い。
また残りのメンバーとして2名が次の中から選ばれる予定になっている。
- Oier Lazkano (Movistar Team)
- Pelayo Sánchez (Movistar Team)
- Alex Aranburu (Movistar Team)
- Pablo Castrillo (EquipoKern Pharma)
- Jesús Herrada (Cofidis)
- Roger Adriá (Red Bull – BORA – hansgrohe)
- Marc Soler (UAE Team Emirates)
こちらもクライマーが多い。注目は昨夜のブエルタ第12ステージで大金星を挙げたエキッポケルン・ファルマの23歳Pablo Castrilloも候補になっていることだ。個人的には世界選手権のメンバーとして推したい。
このメンバーからわかるようにスペインの戦略は明確だ。徹底的に登り勝負。登りで主導権を握り、ライバルを苦しめ、登りでレースを有利に運ぶこと。できればレムコとポガチャルという化け物二人が動く前に先手をとって逃げを決めたいという感じだろうか。