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日曜日に開催されたヨーロッパ選手権でオランダチームはマチュー・ファン・デル・プールを積極的にプロトンに先行させた。ピュアスプリンターも生き残れるようなコースだったために、できるだけ純粋なゴール前スプリントで決着という展開に持ち込みたくなかったからだ。レース展開を複雑にそしてハードなものにしたいという思惑があった。
→ヨーロッパ最強はどこか?2024ヨーロッパ選手権ロードレースのレビュー、結果、ハイライト
そのレース後にマチューは「絶好調のコンディションとは言えなかった」と語る。連覇を狙う世界選手権を前にして、まだコンディションを上げていく必要があるというのが現状のようだ。
情報源:‘I didn’t have super legs’ – Mathieu van der Poel still chasing World Championships form
その世界選手権でマチューの連覇の最大の障壁となるかもしれないのが、タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)。コンディション不足のマチューと対象的にヨーロッパ選手権と同日のカナダでのワールドツアーのGPモンレアルで独走優勝。ツール・ド・フランス後はずっと静養し、そこからレース復帰したばかりのなのだが世界選を前にして好調ぶりを示した。
→ポガチャル独走!2024GPモンレアルの結果とハイライト動画
そんなまだ調整が不足していると思われるマチューだが、次はルクセンブルク・ツアーに出場してそこが良いトレーニングの場になるだろうと期待しているようだ。その後は世界選に向けて回復。全力で世界選に間に合わせる方針だ。
今年の世界選手権のコースは距離273.9km、そして1日の獲得標高が4’470mというマチューにはけっこう厳しい登りが多いコースだ。コース的にはマチューに不利で、クライマー有利とも言えるが果たしてマチューの連覇はあるのか?