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2025ジロ第17ステージで惜しくも優勝を逃したロマン・バルデだが、後悔は全くなく、むしろ自身の走りを誇りに思っているとコメント。
今年のクリテリウム・デュ・ドーフィネを引退レースとしているロマン・バルデ。このジロ・デ・イタリアも最後のグランツールとなる。
そんな彼は昨夜の2025ジロ・デ・イタリア第17ステージで終盤に単独で抜け出すも、イサーク・デル・トロとリチャル・カラパスに追いつかれ惜しくも2位。記念のステージ優勝とはならなかった。その第17ステージのレビュー記事がこちら。
関連記事:2025ジロ第17ステージはイサーク・デル・トロが底力を見せつけて優勝!
しかし、彼は「2位という結果に後悔なんて何もない」と話す。
レース後にロマン・バルデは、イサーク・デル・トロの勝利(グランツール初勝利)について話し、「デル・トロの下りがやばかった」と語る。曰く、「madman(訳:狂ってた)」と。
バルデが言うには、下りの路面が少し滑りそうになっていたようで、そんな路面状況であるにもかかわらずデル・トロは限界ギリギリのブッチギリのコーナリングを敢行したとのこと。だからこそのそんな感想だ。
下りでデル・トロはカラパスとバルデとに差をつけることに成功。5メートル離れたことがデル・トロの勝利を決定づけたとバルデは話す。
そしてステージ2位という惜しすぎる結果については、
“I have no regrets, I raced smart. I truly did everything I could, so there’s nothing to feel sorry about and I’m proud of how I’m riding in my final Grand Tour,”
訳「全然後悔はないね。自分としては頭使ってレースできたり、本当にできることを全てやりきったからね。だから全然後悔はないし、むしろ誇りたいぐらいよ、最後のグランツールでのこれまでの自分の走りをね」
ロマン・バルデが狙えるステージは残り第19ステージと第20ステージの2つ。どちらも序盤から大逃げが決まりやすいステージで、悪魔的に過酷な山岳ステージが2日間続く。そのどちらかで必ずバルデは動くはずだ。