レビュー
Rapha






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2025クラシカ・サン・セバスティアンはジュリオ・チッコーネが復活勝利。激坂ムルギル・トントラの山頂前からの攻撃で8kmを逃げ切り。
ツール・ド・フランス男子版が終わってもまだまだロードレースは続く。昨夜はロードレース熱狂地として定評のあるバスク地方における恒例レース、クラシカ・サン・セバスティアンの2025年大会が開催された。


この2名を50秒差で追うのが、プリモシュ・ログリッチ、ヤン・クリステン、ニールソン・ポーレス、マキシム・ファン・ヒルス、ティシュ・ベノート、キアン・アイデブルックス、クリスティアン・スカローニ、ルーク・プラップ、レオ・ビジオーの9名。

残り17kmの中間スプリントポイントでも1分ほどの差がついたまま。ここから最後の登りで、かなりきつい登りのムルギル・トントラへ。

ムルギル・トントラはこのとおり登坂距離2.1kmだが平均斜度10.1%で、最大斜度19%というきつさ。
そしてチッコーネとデル・トロが二人でここに突入すると、追走集団ではログリッチがペースアップ。チームメイトのファン・ヒルスのための牽引か?

このログリッチのペースアップで先頭の2名との差が急速に縮まっていく。すると、

なんとデル・トロのチームメイトのヤン・クリステンが追走からアタック!これにニールソン・ポーレスも反応し後から追う。クリステンはデル・トロと合流して数的優位を作り出す作戦か?と思われたが、

クリステンがさらにアタック!チッコーネが食らいつく!

そのチッコーネがカウンターアタック!山頂1km弱手前のこのアタック一発でクリステンを置き去りにする!
❤️ GURE ZALEAK ❤️
— Donostiako Klasikoa (@dklasikoa) August 2, 2025
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ツール・ド・フランスに負けじとバスクの観客の応援も激アツだ。
このままチッコーネが山頂を単独通過。ここからは下りと平坦でクリステンとのタイムトライアル勝負!

残り3kmでクリステンと10秒差。

残り1kmでも9秒差!

最後までチッコーネが逃げ切り、今年のジロ・デ・イタリア落車リタイアからの復活勝利!サングラスを投げるパフォーマンスは怒られる(UCIから罰金)ので封印!
| 1 | Giulio Ciccone | Lidl – Trek | 1位との差 |
| 2 | Jan Christen | UAE Team Emirates – XRG | 0:09 |
| 3 | Maxim Van Gils | Red Bull – BORA – hansgrohe | 0:19 |
| 4 | Tiesj Benoot | Team Visma | Lease a Bike | ,, |
| 5 | Isaac del Toro | UAE Team Emirates – XRG | ,, |
| 6 | Neilson Powless | EF Education – EasyPost | ,, |
| 7 | Luke Plapp | Team Jayco AlUla | 0:21 |
| 8 | Christian Scaroni | XDS Astana Team | 1:09 |
| 9 | Cian Uijtdebroeks | Team Visma | Lease a Bike | 1:10 |
| 10 | Xandro Meurisse | Alpecin – Deceuninck | 2:01 |