レビュー
Rapha






Enter your email address below and subscribe to our newsletter

2026ジロ・デ・イタリア第18ステージの結果とハイライト
昨夜の2026ジロ・デ・イタリア第18ステージはゴール前10kmほどに最大斜度19%という、まるでフレッシュ・ワロンヌの象徴である「ユイの壁」のような「壁」が登場するステージだった。そのコースプロフィールは下の記事で紹介した。
最大の見どころはスプリンターがその壁で滅ぼされるか生き残れるのかだった。そして各スプリンターチームはエースが生き残れるのを期待し、逃げを追いかけるのかどうか、スタート直後からの逃げの状況にも注目が集まった。
そんな中で結局逃げは次の4人だけだった。
レースは途中で新人賞ジャージを着るアフォンソ・エウラリオ(Afonso Eulálio)が補給区間で落車し、ひどく痛がって心配する場面も。
だがアフォンソ・エウラリオは2分ほどして起き上がりレースに無事に復帰する。
プロトンはこの逃げとの差を決して大きく広げることはなかった。きっちりと1分程度の差をキープしたまま終盤へ。
さらに「壁」となるムーロ・ディ・カ・デル・ポッジオに入る直前にはさらにタイム差を縮小し、ディラン・フルーネウェーヘン(Dylan Groenewegen)を擁するUnibet Rose Rockets、そしてベン・ターナー(Ben Turner)を擁するNetcompany INEOS Cycling Teamなどが超高速でプロトンの先頭争いを繰り広げ、より有利な位置で壁に突入しようとする中、プロトンは完全に逃げを吸収してしまった。
そうした各チームの動きを見るとスプリンターがこの壁でそれほど遅れないという予想だったようだ。
そして壁に突入すると、落車して痛がっていたアフォンソ・エウラリオが果敢にアタックしてプロトンから一時的にリードを奪う。

だがやがて失速し後方からの集団に飲み込まれてしまう。
しかし、壁の頂上が近づくと再びエウラリオがアタック!

だがこの動きも後方から追い上げたヨナス・ヴィンゲゴーらの集団によって頂上手前で捕まってしまう。

このエウラリオを含めた集団がトップで頂上通過し、そのまま下り、そして平坦区間へ。
この集団から少し遅れて、マリア・チクラミーノのジョナタン・ナルバエスらを含む集団が追いかける。その追走の中にはLidl-Trekのジョナサン・ミランやSoudalーQuickStepのポール・マニエも入っており、壁を最小限のタイム差で乗り越え、驚きの激坂対応能力を示した。
もう少し登りの距離が長ければ危なかったのかもしれないが、1.1kmという短さゆえにパワーで押し切ることが可能だったか。
ヴィンゲゴー含む先頭集団も協調しながら、スプリンター集団から逃げ切りを図るかと思われたが、そう上手くはいかず、少し走って結局追走の大集団に吸収されてしまう。
最後のフィニッシュ前数百メートルはかなりテクニカルなコース設定だったが、そこからフィニッシュシーンまでを次の動画でどうぞ。
ポール・マニエはこれで大量にスプリントポイントを獲得し、ジョナタン・ナルバエスから再びマリア・チクラミーノを奪還することに成功。
残りのステージのコースと最終日がスプリントステージであることを考えると、ナルバエスがマニエから同ジャージを取り返すことはかなり難しくなったと言わざるをえない。
したがって実質的にこれでマリア・チクラミーノ争いは終結と言えるか。
| 順位 | 選手名 | チーム名 | タイム差 |
|---|---|---|---|
| 1 | Paul Magnier | Soudal Quick-Step | ― |
| 2 | Edoardo Zambanini | Bahrain – Victorious | ,, |
| 3 | Jonathan Milan | Lidl – Trek | ,, |
| 4 | Francesco Busatto | Alpecin – Premier Tech | ,, |
| 5 | Corbin Strong | NSN Cycling Team | ,, |
| 6 | Madis Mihkels | XDS Astana Team | ,, |
| 7 | Guillermo Thomas Silva | EF Education – EasyPost | ,, |
| 8 | Filippo Magli | Bardiani CSF 7 Saber | ,, |
| 9 | Sakarias Koller Løland | Uno-X Mobility | ,, |
| 10 | Lukáš Kubiš | Unibet Rose Rockets | ,, |
| 順位 | 選手名 | チーム名 | タイム差 |
|---|---|---|---|
| 1 | Jonas Vingegaard | Team Visma | Lease a Bike | ― |
| 2 | Felix Gall | Decathlon CMA CGM Team | 4:03 |
| 3 | Thymen Arensman | Netcompany INEOS | 4:27 |
| 4 | Jai Hindley | Red Bull – BORA – hansgrohe | 5:00 |
| 5 | Afonso Eulálio | Bahrain – Victorious | 5:40 |
| 6 | Derek Gee-West | Lidl – Trek | 7:09 |
| 7 | Michael Storer | Tudor Pro Cycling Team | 7:14 |
| 8 | Damiano Caruso | Team Visma | Lease a Bike | 7:57 |
| 9 | Davide Piganzoli | Bahrain – Victorious | 8:34 |
| 10 | Ben O’Connor | Team Jayco AlUla | 9:20 |
| ポイント賞 | Paul Magnier(Soudal Quick-Step) |
|---|---|
| 山岳賞 | Jonas Vingegaard(Team Visma | Lease a Bike) |
| 新人賞 | Afonso Eulálio(Bahrain – Victorious) |
結果的に狸寝入り(死んだふり?)を決め込んだスーダルが漁夫の利を掻っ攫った格好になりましたねぇ。
リドルやUAEの誤算はポッジョの壁でヴィスマが予想以上にタイトなコントロールを行ったことか(ピガンゾーリの位置取りが悪かったのも関係している?)。
スーダルはほんと上手くやったブヒね。
最後のヤスペル・ストゥイヴェンの働きも良かった。
テクニカルな最後の区間でしっかり先頭に立ったのはさすがとしかいいようがないブヒね。
ポッジオではもうちょっとアタックが続くかと思ったけど、みんなヴィズマとヴィンゲゴーの動きを警戒しすぎてたのかもブヒね。
後は新人賞と表彰台位ですかね。
そんな感じブヒね。
個人的に特に気になるはアフォンソ・エウラリオが総合表彰台に乗れるかどうか。
今のままではちょっと厳しいけど、どちらにせよエウラリオの市場価値が爆上げ間違いなしブヒね。