今夜の最難関ステージ!第20ステージのコース、プレビュー、優勝予想。2026ツール・ド・フランス

今日の2026ツール・ド・フランス第20ステージのコース、プレビュー、優勝予想

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2026ツール・ド・フランスは昨夜の第19ステージでアルプ・デュエズがゴールの舞台となったが、今大会は今日の第20ステージもアルプ・デュエズがゴールの舞台となるという頭のおかしい設定になっている。

また本日は今大会最難関ステージとなる。

🐷「そういえば、最難関ステージがツール・ド・フランスの最終日の前日ってけっこうひさしぶりな気がする。最近どうだったっけ?」

第20ステージのコースプロフィール

2026ツール・ド・フランス第20ステージのコースプロフィール

走行距離170.9 km、獲得標高5450 m。クイーンステージ(最難関ステージ)にふさわしく獲得標高が5000 mを超えている。山岳はご覧のように超級(HC)が3つ、1級が1つ。平坦は皆無。

中盤過ぎにはいつも定番、ガリビエ峠が登場。実家のような安心感だ。その1級山岳テレグラフと超級山岳ガリビエ峠の連続登坂区間のデータがこちら。

2026ツール・ド・フランス第20ステージの1級山岳テレグラフと超級山岳ガリビエの連続登坂

両登りともに特筆すべき激坂区間はない。しかし特にガリビエはとにかく平均斜度6.9%が17.7kmも続くのがきつい。

普通ならばここでレース終了だ。だが今年はここからさらに超級山岳サレンヌを登る。そのサレンヌからゴールのアルプ・デュエズまでのデータがこちら。

2026ツール・ド・フランス第20ステージの超級山岳サレンヌからアルプ・デュエズ

ゴール前はいったんぐあーっと下って、最後にどーんと駆け上がる登りフィニッシュだ。

このように本日は登りだらけなのだが、こういうステージではまず「下り」が最大のポイントになる。

なぜなら大きな登りがあれば、長い下りがあるわけで、そこで落車すればレースはその瞬間に終わりとなる。疲労困憊になれば集中力も低下する。ちょっとした不注意が命取りになりかねない。

そのため今日は登りよりもまず下り。下りでミスをしないことが最も重要だ。

プレビューと優勝予想

ポイント賞争い

まずポイント賞についてだが、今日はマッズ・ピーダスンは逃げに乗らないと考えられる。乗る必要がないからだ。

なぜなら、ヤスペル・フィリプセンとしては可能性は低いだろうが最終日のステージ優勝に賭けていると思われるところ、その最終日に優勝すると50ポイントを得られるのだが、現在ピーダスンとの差は57ポイント。つまり最終日に勝っても7ポイント足りないからだ。よってマッズ・ピーダスンは今日逃げに乗る必要はない。昨日の第19ステージの時点でポイント賞はピーダスンでほぼ確定しているわけだ。

そうなるとLidl-Trek勢はマッズ・ピーダスンがタイムアウト失格ならない程度のサポートだけを残して、他の選手をステージ優勝狙いの逃げに乗せられる。というわけで、今日はLidl-Trekから、マティアス・スケルモース、フアン・アユソー、デレク・ジーが逃げに乗るだろう。

山岳賞争い

ポイント賞は上のようにほぼ終戦となったが、熾烈なのが山岳賞だ。今日は超級3つと1級1つ全て1位通過すると70ポイント稼げる。

現在山岳賞ランキングは、

1位:リチャル・カラパス(91ポイント)
2位:タデイ・ポガチャル(90ポイント)
3位:ヴァランタン・パレパントル(84ポイント)

このように上位3名が僅差で競っており、ポガチャルは除くとして、カラパスとパレパントルとの争いが最後までどうなるかわからない。

この2名も昨日に続き逃げに乗るはずだ。一方が逃げに乗れば、一方も追わざるを得ない。

総合争いと新人賞争い

昨日の第19ステージでポガチャルが他を圧倒するほどの走りだったわけだが、総合優勝はまぁ99.999%決まりである。それでもまだ今日・明日とステージ優勝を狙いにくるかもしれないが。

またレムコ・エヴェネプールも2位死守という方針だろう。

そこで今夜は新人賞争いのイサーク・デル・トロ vs ポール・セクサスに注目が集まるだろう。両者の差は24秒。登り1本で埋められる差だ。しかもデル・トロは現在総合3位。

今日のUAE Team Emirates – XRGはポガチャルはおまけで、イサーク・デル・トロのための作戦を組んでくる可能性がある。いつぞやのようにポガチャルがデル・トロの最終アシストになる可能性も高いのではないか。そんなUAEのメンバーは相次ぐ体調不良が心配だったが、昨日の走るを見る限り、だいぶマシになっているようだ。特にアダム・イエーツの復調は大きい。

優勝予想

以上のようなことを考え、今日も基本は山岳賞争いの2名、リチャル・カラパスとヴァランタン・パレパントルを軸にして、総合トップ10以内を確実なものにしたい、レニー・マルティネス、トム・ピドコック、フアン・アユソー、ジョルダン・ジェガットなどがそれに絡んでくるという展開になるだろうか。

その中でも総合5位のレニー・マルティネスと同6位のマティアス・スケルモースの差はたった9秒しかないため、二人の5位争いにも注目だ。

昨日ポガチャルが爆発したのは、今日デル・トロをアシストするためだと考える。そこでさすがに今日はポガチャルは動かず、大逃げからの逃げ切りだろう。

昨日までの調子の良さでいえばリチャル・カラパスが優勝候補と言える。

ただ、連日の攻撃で彼にも疲労が溜まっているはず。今日のクイーンステージでどこまでキレのよいアタックを繰り出せるかは疑問が残る。

一方でグランツールの走り方はヴァランタン・パレパントルよりも知っているため、両名の山岳賞争いは昨日同様にカラパスに軍配が上がりそう。

🐷「…..リチャル・カラパスで!」

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