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UAEが2027年の3大グランツール全制覇へ。マトシンが語るポガチャルとデル・トロの起用
UAE Team Emirates – XRGは2027年にジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャの同一年制覇、つまりグランツールの同一年度グランドスラムを目指す。同チーム幹部のホセアン・フェルナンデス・マトシンがEurosport Spainにその構想を語った。
情報源:UAE boss sets ambitious 2027 target as team looks to follow in Visma’s footsteps
2026年シーズンについていえば、UAEは20人の選手で計78勝を挙げ、UCIチームランキングで4年連続の首位。
同チーム幹部は、過去の成果より、まだ成し遂げていない目標に目を向けている。その一つが、チームとして同じ年に3大グランツールの総合優勝(グランツール・グランドスラム)を達成することだ。
その手本となるのは、2023年に3大グランツールをすべて制した当時のJumbo-Visma(現Team Visma | Lease a Bikeの)だ。
その2023年のJumbo-Vismaは、プリモシュ・ログリッチがジロを、ヨナス・ヴィンゲゴーがツールを、セップ・クスがブエルタを制した。UAEが目指すのもこうしたチーム単位での年間全制覇である。
UAEにはタデイ・ポガチャル、イサーク・デル・トロ、ジョアン・アルメイダという総合エースが、そしてそれをサポートする強力なアシスト陣がおり、チーム力は2023年のJumbo-Visma以上かもしれない。
構想を具体化するうえで焦点となるのは、エースの配置だ。
すでに記事「ポガチャルの2027年の目標レースが明らかに。ブエルタ、世界選手権、ツールの方向」で伝えたが、ポガチャルは2027年の主要目標として、通算6度目のツール総合優勝、ブエルタ、世界選手権を挙げている。
一方、デル・トロにはジロのエースを任せる可能性があるが、決定事項としてはまだ発表されていない。
またアルメイダについても来年度の目標レースなどは未定だ。
チーム幹部のマトシンは詳細の公表を避けつつ、戦力のバランスを整え、各選手に機会を与えるシーズンを組む考えを示した。具体的な出場計画は、12月のチーム合宿を経てから明らかになる見通しだ。
ただしどんなに強力なチーム力があっても、主力が健康な状態でスタートラインに立てるとは限らない。UAE側によるとUAEは2026年に78回の落車を経験し、所属30選手のうち18人が骨折を負った。
ポガチャルもブエルタでの落車によって、予定より早くシーズンを終えることになった。本人は年内の復帰を望んでいたが、チーム医療陣は追加のリスクを避けるよう助言し、チームもポガチャルもそれに従った。結果としてはそれで良かったのではないか。
チームの幹部も最終的には医療陣の判断が賢明だったと評価しているようだ。2027年にポガチャルはさらに強くなって戻ってくるとの確信を持っている。
3大会で優勝を狙うには、エースの振り分けに加え、こうしたコンディション管理も大きな課題だ。
ポガチャルのツール制覇をめぐっては、2027年コースの性格も話題となっている。来年のツールはこれまでよりも山頂フィニッシュが減り、タイムトライアルの距離が増えた。
→レムコとポガチャルに有利?2027ツール・ド・フランスの全ステージのコースが発表。全コースプロフィールとその感想
これについてはポガチャルに不利な設計ではないかという見方もあるが、昨日の記事【ポガチャル「ツールは毎年同じ。その本質は変わらない」】で紹介したように、そのコースについてポガチャルは特にどうこうは思っていない。
同時にUA側は、警戒すべき相手としてヨナス・ヴィンゲゴー、レムコ・エヴェネプール、そして2026年に台頭したポール・セクサスだと基本的に考えているが、さらに新たな選手が翌年に現れる可能性にも言及しており、特定の誰かだけをライバルとして限定することには否定的だ。
以上のように年間78勝を挙げたUAEが次に狙うのは、グランツールの完全制覇シーズンだ。その挑戦の形を左右するのは、ポガチャルのレースプログラム、エース陣のレース分担、そしてコンディションだ。
本気で狙うなら、ポギに3つとも任せるのが一番可能性が高そうな気もしますが、チームとしてそれは採れなない選択でしょうね。
たしかに全部ポギをエースにするのがいいだろうけど、それをしちゃうとチーム内の人間関係が悪くなってしまうブヒね。
ポギもそれをわかってるからやらない、みたいなことを以前言ってたブヒね。
でもファンとしてはそんな歴史的偉業を見てみたい気持ちもあるブヒね。