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去年の大型移籍の1つがナイロ・キンタナ(Nairo Quintana)の、MovistarからArkéa-Samsicへの移籍。格上のワールドアーチームから格下のプロコンへの移籍である。
以前、このブログでもその移籍の理由として過去記事「Movistar離脱は確定。キンタナ『自分が輝けるチームに行きたい』」で、キンタナの言葉を紹介した。
今回は、それより月日を経て、さらなるキンタナの本音が明らかにされている。
情報源:Nairo Quintana says he left Movistar as he ‘did not want to argue with the other leaders’
今キンタナはその移籍についてこう語る。
“I wanted to be happy, I did not want to argue with the other leaders, waging war is not my way of working. We have a lot of responsibility in this adventure. Winning is good, it gives me confidence and joy.”
訳「移籍したのは気楽になりたかったからや。他のエースたちと喧嘩したくなかったし、年俸の交渉とかもめんどくさくてやりたくない。自分のやるべきことと違う。新チームではいろいろ責任があるけど、勝利することが大切や。勝利は移籍したことの正しさと喜びを実感させてくれるしね」
やっぱり、モビ☆スタお得意(プ)の「トライデント(三叉槍)」戦略(笑)はチーム内でいろいろ面倒なことを引き起こしてたんやろね。実際レース見ててもそれが上手くいったことなんて何回あったか。数えるほど?いや全体的に見ればゼロか?
なおプロコンということで、これまでのようにワールドツアーに100%確実に参戦できるという資格は得られなくなった。その点については、
“I do not hide from anyone for lowering a category. I do not miss riding in the WorldTour. We were going to compete in several races of the circuit such as Volta a Catalunya, the Ardennes Classics, Tirreno-Adriatico … I wasn’t worried about not being on the WorldTour.”
訳「プロコンだからといって埋没する気はないよ。ワールドツアー参戦をみすみす手放すつもりもない。実際今年は、カタルーニャ一周、アルデンヌクラシック、ティレーノ~アドリアティコなどのレースに参戦する予定やったしね。ワールドツアーに参戦できなくなるという点については心配してないんよ」
前述の言葉で、「Winning is good」と述べてたけど、ようするにいろんなレースで勝利してれば、プロコンランキングでも上位になり、ワイルドカード枠で自動的にワールドツアーへの参戦資格は得られるわけで。勝利を重ねる必要性というのは、別にワールドツアーチームだろうがプロコンだろうが変わらない。勝利を目指し戦うのは同じやというわけやね。
モビスターの選手はキンタナが移籍したことについてどんなふうに感じているんでしょうね。昨年のブエルタでのソレルの態度をふと思い出してしまいました。
ソレルはあのときいちおう後で謝罪してたみたいブヒね。でも基本的にはチームのマネージメントの下手さが露呈した(すでに十分露呈してたが)一件だったブヒね。
なので、たぶん誰もが「やっぱりな」という感じだと思うブヒね。元凶はチームマネージメントの無能さ。でもそれは選手個人ではどうしようもないブヒね。なので移籍と。
同時に誰もが「バルベルデは絶対に移籍しない」と確信してたはず。