Circus-Wanty GobertがチームCCCを買収、ワールドツアーチームに昇格へ
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吉報(?)が舞い込んだ。今年限りで消滅するワールドツアーチームCCC Teamが、ある意味で存続することになりそうである。どういうことか?下のチーム公式Twitterをみて欲しい。
NEWS: @CircusWGT set to take over Continuum Sports
— CCC Team (@CCCProTeam) September 29, 2020
“With ambitious long-term goals and a shared vision, we believe @CircusWGT, under the leadership of Jean-François Bourlart, is an ideal fit to carry on the Continuum Sports legacy.” Jim Ochowicz
📝 👉🏼 https://t.co/achWktrIsp pic.twitter.com/mi5aUHML0W
そう、ベルギーのプロコンチネンタルチーム(現在でいうProTeam)であるCircus-Wanty Gobertが、CCCを買収することになったのである。Circus-Wanty Gobertは、CCCが有するワールドツアーライセンスを買いあげる。
CCCのボスJim Ochowiczは次のように述べる。
“Looking ahead, 2021 will see a new direction for the Continuum Sports organization and we are happy to be paving the way for Circus – Wanty Gobert to move to the WorldTour in what is a significant milestone for the Belgian team and a well deserved promotion.”
訳「今後2021年からは当団体Continuum Sportsは新しい一歩を踏み出す。喜ばしいことにCircus-Wanty Gobertがワールドツアーへと昇格する道ができた。これはベルギーの同チームにとって大きな一歩であり、価値ある進歩である」
Circus-Wanty Gobertはベルギーチームということで、クラシックに注力するチームである。そう考えると、CCCからすでに他チームへの移籍が決まっているGreg Van AvermaetやMatteo Trentinといったクラシックエースたちの離脱は痛いとも言える。まぁ仕方ないことではあるが。
今後この新チームがどのような名称になり(名前そのまま?)、どういった戦略とチーム編成になるのか、ジャージは?バイクは?などなど詳細は今後の情報待ちである。
なお現在CCCはバイクがGiant、Circus-Wanty GobertはCUBEである。Circus-Wanty Gobertが主導権を握るので、バイクはCUBEのまま?それとも資金力のあるGiantに?
プロコンチネンタルチームがワールドツアーチームを買収という点で、思い出すのはやはりつぶれかけたワールドツアーチームのKatusha-Alpecinを買収し、ワールドツアーへ昇格したISRAEL START-UP NATIONであろう。
ひょっとしたら今後も、格下が格上を「お買い得になったときに」こういった逆買収?下剋上?をすることが増えるかもしれない。
このニュースは驚きでしたね。この展開は全く予想していなかったです。
戦略としてはやはりステージ優勝狙いでしょうか。まあワンティはスプリンターやパンチャーが多いですし。逃げ屋のオフレドおじさんも来年はツールに出れそうです。
現CCCチームで、移籍先が決まってない有力選手はザカリンとゲシュケですかね。
2人ともこのままワンティに合流するのかどうか。
今年のツールでも(色んな意味で)印象的な走りをしていたので、気になります。
ほんと晴天の霹靂とはまさにこのこと。
確かに直近でカチューシャの件があったので「あぁなるほとど」とわかったものの、すっかり頭からその選択肢は抜け落ちてたブヒね。
ただ消滅にしろ合併にしろ、両チームの選手全員が契約存続というわけにはいかないはずなので、選手としては難しいところブヒね。
CCCはCircus-Wanty Gobertに買収ということは、残念ながら実質1チーム減。
引退する選手には関係ないが、若い選手にとっては門が狭くなった。
喜ぶべきか、悲しむべきか、悩ましい。
主導権もワンティ側にあるのだから、CCCのGM以下スタッフは不要?
これだけ経済が疲弊しているのだから、淘汰されても仕方ないのかなぁ~。
ワールドチームに昇格するのはいいけど、移籍市場は終わったようなものだから
「おこぼれ補強」しかないよね?
もっと早く決めていれば、GVA達も残れたかも知れないのに、合意に至らなかった
のではなく、CCCが救世主探しを引っ張りすぎたように思える。
プロ選手と言っても、毎年ヒヤヒヤなんだろうな。
昇格にもチーム財政・予算の拡大は必要なわけで、その点サーカス側にそれほど財政に余裕があるのだろうかと不思議ブヒね。
もしかしたらワールドチーム内最低の予算ギリギリでやっていくのかもしれないが・・それで将来性があるのかというとウーンという感じブヒね。
両チームともそれぞれのスポンサーに対する説明・調整などあったと思うけど、ほんともうちょっと早く決着していればと思うブヒね。
首の皮一枚繋がったとはいえ、BMCから続くチームが存在出来てホッとしました。サーカス・ワンティのチーム柄から春先のクラシックで活躍が来年見れそうなだけに、GVAの離脱はダメージ大きいですね。
かと言って去年のような満足のいかないチームで戦わされるのも嫌でしょうし、複雑ですね。あとはザッカリーンに期待ですね
>>首の皮一枚繋がった
ほんとそのとおりブヒね。UCIへの手続&申請なども考えるとわりとギリギリのタイミングという感じブヒね。
まぁまずはステージ優勝とクラシックで目立つことが中心となるはず・・新チームが今後どういったチームを作り上げていくのか注目ブヒね。
良かったですねー > CCC
でももう少し早く決まってれば選手の流出もある程度は食い止められたんじゃないか、とは思いますが、まぁこれも仕方ありません。
これで去就が定まらないのはNTTだけになりましたが、それにしてもスポンサー次第でチーム名がコロコロ変わる脆弱な体質ってほんとどうにかならんもんか…
CCCはとにかく最悪の事態は免れたという感じブヒね。あとはチーム編成&契約がどうなっていくか・・
サッカーや野球はかなり安定したスポンサー基盤があるのに、ロードレースはほんともうね・・・