チームイスラエルがトヨタのレクサス(LEXUS UX 300e)をチームカーに導入へ
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チームイスラエルことイスラエル・スタートアップ・ネーションが、チームカーとして8/26のツアー・オブ・ジャーマニーから「グリーンカー」を導入することになった。
GREEN TIME !
— Israel Start-Up Nation / Israel Cycling Academy (@TeamIsraelSUN) August 27, 2021
ISN to begin the transformation to a fleet of “green” cars for racing.
We will test two new models of electric vehicles, the first – starting TODAY in the Deutschland 🇩🇪 Tour.
“We want to make a stand”
Full statement : https://t.co/vgGOEuNB3m#RacingForChange pic.twitter.com/LkmxLHpCt5
グリーンカーとはようするにガソリン車ではない車のこと。環境に優しいとされる車(本当にそうなのかは別として)を導入しようということだ。本格的な正式導入ではなく、ひとまずテスト運用としての導入だ。
具体的には、まずツアー・オブ・ジャーマニーではハイブリッドカーのトヨタのレクサス( LEXUS UX 300e)が使われる。そしてそれ以外のレースでは完全電気自動車のSkoda ENYAQ iv 80が使われるようだ。前者のレクサスは航続距離が約400km、後者のSkodaのものは約530kmぐらいのようなので、距離の長いレースではSkodaを使うという使い分けになる。
いわゆるカーボンニュートラルという観点ではガソリン車を使うのは不利ということになるが、環境どうこうというよりはなんとなくヨーロッパ全体で強引に電気自動車への切り替えを進めようとする政治的な思惑だったり、EUによる新ビジネス(新ルール)創造という金儲け上の都合というような気もしないではない。
なお2018年にはチームEFがテスラの電気自動車をツアー・オブ・カリフォルニアで使っていたこともある。