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【2022年モデル】StorckがUCI規定ギリギリの世界最速のエアロロードバイクAERFAST.4を発表

UCI規定ギリギリのフォークを持つStorckのエアロロードバイク「Aerfast.4」

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ドイツのバイクブランドといえばCanyonとStorckが有名。Canyonはすっかりと定番となったが、Storckはまだ日本ではマイナー?それゆえ乗ってるとかなり注目されるはず。

そんなStorckがUCI規定に抵触寸前ギリギリいっぱいのエアロロードバイクを発表した。それがStorck AERFAST.4だ。同ブランドのインスタグラムを見て欲しい。

公式サイト:AERFAST.4 PRO DISC DURA ACE DI2 2X12

パっと見て何がヤバイのかわかる。そうフォークの分厚さだ。その幅は最大で8cm。たしかいつぞやの記事でも書いたような気がするが、これはUCI規定の上限の数値と同じ。つまりギリギリのラインを攻めてきた。この最大8cmというぶっといフォークこそが最高のエアロ性能を発揮するらしい。

トライアスロンなどのTTバイクにはぶっといフォークを持つものが多い。たとえば以下のものを見て欲しい。

2022年モデルのStorck AERFAST.4は、まさにこのようなTTバイクの思想を取り入れたものと言える。

さてAERFAST.4のホイールを見て欲しいのだが、DT SWISSだ。エアロ性能でスイスといえばそう、エアロ性能の研究の専門企業SwissSide(スイスサイド)社だ。DT SWISS社もSwissSide社とコラボしている。

実は今回AERFAST.4を開発するにあたりSwissSide社が協力している。風洞トンネル実験では過去最高のエアロ性能を発揮したもよう。同社いわく「世界最速のエアロロードバイク」(上のインスタにそう書いてある)。

上インスタグラムではバイクを真上から見た画像があるが、このぶっといフォークがフロントホイールのディスクブレーキに使われるマウント用パーツなどがそのフォークによって覆い隠され、美しくシンプルな見た目となっている。おそらくこれもエアロ性能アップに貢献しているだろう。

フォークが最大の特徴だが、それ以外の点でも昨今のエアロロードバイクのフレームのトレンドを取り入れている。もちろんコクピット周りも最近流行のタイプだ。

さて詳しいスペックや使わているパーツなどは上の公式サイトで見てもらいたい。

12速となった新型デュラエースを使った完成車のAERFAST.4 PRO DISC DURA ACE DI2 2X12 は、公式サイトの海外市場向けの値段では6.999,00 €(約91万2500円)。日本市場向けだと150万円ぐらい?

なお同じくオールランダーバイクとして2022年モデルのFascenario.4も発表されている。こちらも極太フォークだ。

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piginwired
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