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ロードレースとロードバイク

ポガチャルが120kmを逃げ切り!?昨夜の2つのレースの結果

なぜポガチャルは残り120kmもある地点でアタックしたのか?

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昨夜行われた2つのレースの結果をごく簡単に。

まずUCI ヨーロッパツアー(カテゴリ1.1)のワンデイレースのBinche-Chimay-Bincheというレースで、ワールドツアーチームのアンテルマルシェ(Intermarché-Wanty-Gobert Matériaux)に所属するダニー・ファン・ポッペル(Danny van Poppel)が優勝。最終局面で1人抜け出し独走勝利だ。次の動画を見て欲しい。

28歳のオランダ人のファン・ポッペルは来年からBora-hansgroheで走る(2023年までの2年契約)が、アンテルマルシェよりはチーム力が確実に上なので、ビッグレースでのスプリンターとしての勝利数や表彰台が増えるかもしれない。

そしてもう1つのレースが、同じくUCIヨーロッパツアーのワンデイレースTre Valli Varesineだ。こちらは、チームイスラエル(ISRAEL START-UP NATION)のイタリア人、アレッサンドロ・デ・マルキ(Alessandro De Marchi )が優勝。次の動画を見て欲しい。

デ・マルキは最後に、チームUAEのダヴィデ・フォルモロ(Davide Formolo )とのスプリント対決を制した。

なお3位はツール・ド・フランスを連覇したフォルモロのチームメイトのタデイ・ポガチャル。なんとゴールまでまだ120kmある地点でフォルモロといっしょにアタック。かなり積極的に走った。

なぜポガチャルがそんな風に走ったのかというと、全て今年最後のモニュメント、この土曜日にあるイル・ロンバルディアのため。それに向けた調整目的だ。このTre Valli Varesineの後、ポガチャルは今日開催されるミラノ~トリノにも出場し、最終調整を行う。

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