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Raphaのロードバイク用ジャージ

【プロチームに激震】UCIが来年から新ルール導入で、グランツールで各賞ジャージと似たデザインを禁止へ

UCIがルール改正で2025年からグランツールでのリーダージャージ以外の賞についてもそのジャージと被るデザイン・色を明確に禁止へ

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これまでグランツールでは総合リーダージャージの色(たとえばマイヨ・ジョーヌの黄色)とプロチームのチームジャージの色とか被る場合、プロチームはグランツールの期間中限定で普段のチームジャージとは異なるデザインやカラーのジャージを着用することが恒例となっていた。

だがUCIは来年から新ルールとして各グランツールで使うべきチームジャージのデザインや色についてより明確にルール化することを決定。2025年からさっそく施行される。

情報源:‘The UCI have taken control of the colours’ – New UCI rules mean teams must avoid all Grand Tour jersey colours in 2025

2025年からグランツールの「全ての各賞ジャージ」のデザインと被るチームジャージは禁止

この新ルールは今年の6月17日にすでに作成されていたものだ。次のUCI公式ドキュメントを見て欲しい。

UCI(PDFファイル直リン):PART 1 GENERAL ORGANISATION OF CYCLING AS A SPORT

見るべき箇所はこのドキュメント内のChapter III EQUIPMENTにある§4 Leaders’ clothingという項目だ。その1.3.051には次のように書かれている。

Stage races

1.3.051 A classification Organisers are responsible for ensuring that the leader’s jerseys
for all classifications in stage races, whether compulsory or not, must be are
sufficiently distinct from those of the teams and clubs, as well as from national
jerseys, world champions’ jerseys and those of leaders of UCI cups, series and
classification leaders
or other rankings.

Conversely, concerning road cycling and more specifically for “grands tours” only,
it shall be the
As an exception, teams that are required to differentiate their jersey
from that of
shall be responsible for ensuring that their jerseys are sufficiently
different from the leaders’ jerseys for the individual general classification leader’s
jersey
, points classification, king of mountain classification and youth classification
in Grand Tours and events of the UCI Women’s WorldTour identified by the UCI.
The obligation incumbent on teams shall be subject to organisers publishing
information regarding their leaders’ jerseys at least six months prior to the relevant
event.

(text modified on 01.01.05; 01.01.16; 17.06.24)

この修正された新しいルールの注目ポイントは「leader’s jersey」という単語が消されていることだ。つまり、これまでは上述のようにマイヨ・ジョーヌなど総合リーダージャージと被る場合だけを回避すべくチームはジャージカラーを変えていたが、来年からはそうしたリーダージャージ以外の、ポイント賞、山岳賞、そして新人賞といったすべての各賞ジャージについても、それらと被るデザインは禁止されることとなる。

このルールの趣旨は、反則行為が発生した場合や緊急事態が発生した場合などに審判団や大会スタッフが各賞ジャージ保持者をプロトン内部で特定しやすくするためであり、同じ色を使ってはいけないという意味ではない。よってそうした特定・識別に問題が生じないレベルであれば同じ色を部分的に使うことは許されるはずだ。

このUCIルールは厳密にはグランツールだけでなく、UCIによって選ばれた女子ワールドツアーレースにも適用されるわけだが、後者はどのレースが適用対象となるのはまだ明らかにされていない。しかし男女ともにグランツールについては来年からこのルールが適用される。

チームジャージのデザイン申請期限

チームジャージのデザインについてはUCIの許可が必要で、来シーズンに向けたチームジャージは9月30日までにUCIに提出しなければならなかったようだが、最終期限は12月1日となっているようだ。

各チームの首脳陣はこの新ルールと自分たちの新ジャージデザインとの折り合いをつけるために頭を悩ましそうだ。

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piginwired
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