レビュー
Rapha








Enter your email address below and subscribe to our newsletter

UCIが、2021年ツール・ド・フランスで総合敢闘賞を獲得したフランク・ボナムールに対して4年間の資格剥奪処分を課すと正式に発表
2024年3月25日までDecathlon AG2R La Mondialeと契約していたフランク・ボナムールについて、UCIのアンチ・ドーピング裁判所(Anti-Doping Tribunal)が、正式に判決を下し、4年間の資格剥奪処分を課したことが発表された。
UCI公式:UCI statement concerning Franck Bonnamour
そもそもの発端は2024年2月5日にフランク・ボナムールの生体パスポートから異常値が検出されたことだ。この事件を紹介した記事が「UCIがドーピング疑惑でAG2Rのフランク・ボナムールに暫定的な出場停止処分」である。
これを受けてDecathlon AG2R La Mondialeは同年3月26日に契約を解除。その後同年11月になってボナムールは無実を主張しながらも現役を引退をしてしまった。
今回の判決による4年間の資格剥奪処分は、遡及的に2024年2月5日から効果を生じ、2028年2月4日までとなっている。
上述のようにすでにボナムールは現役を引退しているため選手としてはほぼ意味のない処分なのではとも考えられるが、単なる出場禁止処分ではなく、プロロードレースに関与する資格が剥奪されるため、4年間は選手以外の立場であってもプロロードレースに関わることはできないことになる。
フランク・ボナムールは2021年ツール・ド・フランスで総合敢闘賞を獲得していた。