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ミラノ〜サンレモ2026:レッドブルがチプレッサ勝負に照準|ログリッチ×ペリッツァーリ×ピシーの戦略とは

2026ミラノ~サンレモのレッドブルの戦略とは?

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今年の2026ミラノ~サンレモもレースの中心となるのは間違いなくタデイ・ポガチャルとマチュー・ファン・デル・プールの二人。

その2匹の怪物に他チームが挑む形となるわけだが、その二人の攻撃に合わせて対応するというだけの走りならばほぼ勝てるはずがない。他チームとしては先手先手で仕掛けていき、レースを複雑化・カオス化させる必要がある。

そこでRed Bull-BORA-hansgroheはチプレッサに注力する作戦を描いているようだ。

情報源:Red Bull targets Cipressa move with Roglic, Pellizzari and Pithie

戦略の核心はチプレッサとポジション

近年のミラノ〜サンレモは大きく様変わりしている。従来はスプリンター向けクラシックとされてきたが、現在は昨年のタデイ・ポガチャルのチプレッサでのアタックに象徴されるように、超高速で登りを走ることが勝敗を分けるようになっている。これもポガチャルの出現によって起きたロードレースの変化と言えるだろう。

今年ミラノ~サンレモに3年連続出場となるローレンス・ピシー(Laurence Pithie)は次のように語る。

“It’s got to be the Cipressa”

訳「決定的な動きはチプレッサとなるはずだ」

この発言が示す通り、チームは勝負地点をチプレッサだと考えている。

Red Bull-BORA-hansgroheは現時点ではまだ正式に出場選手を発表していないが、プリモシュ・ログリッチ、ローレンス・ピシー、ジュリオ・ペリツァーリの3名は確実に出場する予定になっている。

このうちログリッチは言うまでもなくベテランであり、経験値と爆発力を兼ね備えるリーダーとしてチームを率いることになるだろう。ミラノ~サンレモでの過去最高順位は2022年の17位。

22歳のイタリア人のペリッツァーリは今大会が初出場となる。まずはログリッチのサポート、そしてログリッチが落ちてしまったときのためのオプションとなるだろう。

そしてピシーは両名とはやや異なり、もう少し柔軟に走る役割を与えられているようだ。状況に応じて走り、チームの作戦の幅を広げることとなる。そういう点では今年のRed Bull-BORA-hansgroheのキーマンはピシーかもしれない。過去最高順位は2024年大会の15位(当時はGroupamaーFDJ)。

そんなピシーはチプレッサでの争いについて次のように語る。

“Positioning into the Cipressa is going to be the most important”

訳「チプレッサに入るポジションこそが最重要」

上述のように近年はチプレッサの超高速ヒルクライムが前提となっている。

そのチプレッサに入ったときに集団後方に入れば落ちてくる選手たちに阻まれたりして、高速で走り続ける集団前方へ上がっていくのは相当困難となり、かなりの体力を消耗することとなる。同時に先頭付近でのアタック合戦に加われない。

不確実性へ対応

ミラノ~サンレモ特有の難しさとして、展開の読みにくさがある。チプレッサで決まるのか、ポッジオで決まるのか、ポッジオ後の短距離の平坦で決まるのか、それとも最後のスプリントまで勝負が持ち込まれるのか。

ピシーも同レースにはそうした複数の可能性があり、どういうレースになるのかがわかりにくいと話す。そしてRed Bull-BORA-hansgroheはこの不確実性に対応するため、柔軟な戦術を採用していると明かす。それがピシーの柔軟な役割につながっているのだろう。

Red Bull-BORA-hansgroheの作戦としては、 チプレッサで決定的アタックが発生するならば ログリッチ&ペリッツァーリが追従。ポッジオ勝負ならピティが最前線で対応しつつログリッチらの動きをサポート、スプリント勝負ならピシーで勝負といった感じだろうか。

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piginwired
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