レビュー
Rapha




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2026ロンドでの踏切信号無視で、ポガチャルやレムコに最大4000ユーロの罰金の可能性。現地当局が起訴を検討
ミラノ~サンレモに続く年間2つ目のモニュメントにしてクラシックの王様とされるロンド・ファン・フランデレンが昨日開催された。そこではタデイ・ポガチャルが最後のオウデクワレモントでマチュー・ファン・デル・プールを突き放して約18kmを独走し優勝し、マチューたちが持っているロンドの最多優勝記録である3回に並んだ。
しかし昨日のそのレースでは現在大きな物議を招いている事件が発生していた。それは電車の踏切で赤信号になっているにもかかわらずプロトンの一部が停車せず、ルールを無視して横断しまったことだ。この踏切事件のシーンが下の動画だ。
Medio pelotón se queda parado por un paso a nivel, la otra mitad sigue adelante…
— Eurosport.es (@Eurosport_ES) April 5, 2026
y el coche de carrera abronca a los que no han parado en las barreras, entre ellos Pogacar, que con el reglamento en la mano podría ser descalificado.
Una de las imágenes de #RVV26. pic.twitter.com/IfsKBu6ZC6
この動画では踏切で停車を余儀なくされた集団と、横断して先行した集団の映像が映っている。先行している集団にはタデイ・ポガチャルとUAEの面々、そしてレムコ・エヴェネプールたちがいた。
先行した彼らは踏切の赤信号を無視して横断したようで、それはベルギーの交通法規の明確な違反である。同時にUCIルール上でも問題がある行為とされる。
この件についてどうやら現地当局が法規無視のポガチャルたちを起訴すべく検討しているようだ。仮に起訴されるとすれば最大で4000ユーロ(約73万円)の罰金が課される可能性があるもよう。
法令違反は明らかであるため、それについてどうこう言う必要は全くないし無意味だ。そこで問題となるのはUCI側の判断だ。
近年レースの安全性を確保することがUCIの最重要方針の1つとなっているわけだが、安全面を考えればUCIは赤信号での踏切横断という危険行為について厳正な処分を下すべきなのではとも考えられる。
しかし結果的にUCIコミッセール(審判団)はこの件について失格処分を科さなかった。その主な理由は次のようなものだった。
つまり、UCIはレースの安全性を優先したというわけだ。
実際、2015年のパリ〜ルーベでも同様の事例があり、同じく失格処分は下されていない。
この踏切トラブルによって一時的に集団は分断されたが、上の動画でもわかるように、いったん審判の指示によりレースがニュートライズされた。ポガチャルたちは減速を指示され、踏切で分断された後方グループの合流を待った。
それでは、このアクシデントと審判団の処置がレースの結末に影響を及ぼしたのか?
答えはノーである。
そう考えられる理由は、後方集団が無事に合流できたこと、逃げグループはタイム差を拡大したこと、そしてフィニッシュまで200km以上も距離が残っていたことだ。
今回の一件は、ロードレースにおける重要な課題を再び浮き彫りにしたと言える。すなわち、
これらの点がUCI内部で今後議論される可能性がある。ひょっとしたら近日中にUCI会長がこの件で何か発言するかもしれない。