フィリプセンが2026ツール・ド・フランス第17ステージ優勝でようやく今大会の初勝利を挙げる

2026ツール・ド・フランス第17ステージはマチュー・ファン・デル・プールの抜群のトレインからヤスペル・フィリプセンが圧勝!

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昨夜の2026ツール・ド・フランス第17ステージは、プレビュー記事「今日はマチューか!?2026ツール・ド・フランス第17ステージのコース、プレビュー、優勝予想」で、

このように今日はピュアスプリンターは無理だろう。ただしマッズ・ピーダスンだけは、ピュアスプリンターたちが生き残れないからこそ、中間スプリントを1位通過したい。そしてピーダスンならばなんとか生き残れるはずだ。

このように書いたが、一部のピュアスプリンターたちはしっかりと生き残った。

🐷「おバカなことを申しました」

第17ステージのコースプロフィール

アダム・イエーツが!フィリプセンが!!

この日まず衝撃的だったのは、UAE Team Emirates – XRGのタデイ・ポガチャルの懐刀アダム・イエーツが超バッド・デイに陥ったことだ。レース中盤で突如この動画のように全く力のない走りとなる。

アダム・イエーツに一体何が起こったのか?実は昨夜に不意に胃の不調となったようだ。それで体調を崩し、このようになってしまったらしい。

おそらく朝の食事も補給もまともにできていなかった、胃腸の消化機能もかなり落ちていたのではないか。上の動画のようにイエーツは今にもリタイアしそうなフラフラ具合だが、完走を目指して走り続ける。

そんなイエーツになぜか合流していっしょに走り続けていたのが、Uno-X Mobilityのアンデルス・ヨハネッセン。

きっと二人の間に奇妙な友情が芽生えたに違いない。レースも後半になるとそんなイエーツをなんとかして完走させるため、UAEからティム・ウェレンスが下がってきてこの両名を牽引する。

さてこの日はやはり逃げ活動(逃げ活?)が活発に行われ、30名ほどの逃げが中盤でできあがっていたが、その中から次の5名が飛び出す。

  • マチュー・ファン・デル・プール
  • ヤスペル・ストゥイヴェン
  • ベン・ヒーリー
  • マッズ・ピーダスン
  • エドワード・プランカールト
  • ミハウ・クフィアトコフスキ(KWSK)

🐷がこの日最も注目していたのは中間スプリントだが、その戦いを次の動画で見て欲しい。

🐷「あっさりおわりましたね…….」

この中間スプリントを終え残り25kmほどとなったところで、ヤスペル・ストゥイヴェンが単独アタックで独走を始める。

だがストゥイヴェン以外のメンバーを吸収したヤスペル・フィリプセンらの追走集団がストゥイヴェンを追い詰めていき、残り4kmのアーチを過ぎたところでついにストゥイヴェンも吸収される。

ここからはMovistar勢がアタックしたり、それをLidl-Trek勢がチェックしたりなどが繰り広げられるが、決定的な動きが生じないままフィニッシュ前へ。そして集団スプリントが始まる。

このフィニッシュスプリントの動画と結末をこちらの動画でどうぞ。

ついにというかようやくというか、ヤスペル・フィリプセンが今大会初勝利!これまで何度も勝ちきれなかった男が、ようやく本来の姿に戻ったか。今日はマチュー・ファン・デル・プールとのコンビネーションも完璧で、上から見るとまさに圧勝という勝ち方だった。

今大会おそらくピュアスプリンターが勝てるだろう最後のステージ(第21ステージもひょっとしらいけるかも?)で勝利を挙げることができたわけだ。もしこれで今日も勝てていなかったらフィリプセンは今シーズン調子を崩すという流れになっていた可能性もあり得る。トップアスリートほどメンタルの状態が重要なファクターだからだ。

そんな嫌な流れをついに断ち切ったフィリプセンとAlpecin-Premier Tech。今日は宴会だ!シャンパンのおかわりもいいぞ!

さてこの勝利でフィリプセンはマイヨ・ヴェール争いで首位のマッズ・ピーダスンとの差をたったの7ポイントまでに縮めることに成功。明日から3日連続で山岳ステージとなるが、中間スプリント争いがLidl-TrekとAlpecin-Premier Techとの間で熾烈になりそうだ。

なお不調で遅れていたアダム・イエーツたちだが無事のこの日のタイム制限内でゴールしている。また彼らよりもさらに後ろにいたMovistarのジェフェルソン・セペダも無事にゴールしている。

結果

ステージトップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Jasper PhilipsenAlpecin – Premier Tech
2Mauro SchmidTeam Jayco AlUla,,
3Olav KooijDecathlon CMA CGM Team,,
4Lewis AskeyNSN Cycling Team,,
5Rick PluimersTudor Pro Cycling Team,,
6Huub ArtzGroupama – FDJ United,,
7Clément RussoLotto Intermarché,,
8Mads PedersenLidl – Trek,,
9Michael MatthewsTeam Jayco AlUla,,
10Aaron GateXDS Astana Team,,

総合トップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Tadej PogačarUAE Team Emirates – XRG
2Remco EvenepoelRed Bull – BORA – hansgrohe4:32
3Isaac del ToroUAE Team Emirates – XRG6:51
4Paul SeixasDecathlon CMA CGM Team7:11
5Juan AyusoLidl – Trek9:22
6Lenny MartinezLidl – Trek10:14
7Mattias SkjelmoseBahrain – Victorious12:50
8Tom PidcockPinarello Q36.5 Pro Cycling Team12:58
9Jordan JegatTotalEnergies14:04
10Yannis VoisardTudor Pro Cycling Team24:18

各賞1位

ポイント賞Mads Pedersen(Lidl – Trek)
山岳賞Tadej Pogačar(UAE Team Emirates – XRG)
新人賞Isaac del Toro(UAE Team Emirates – XRG)

第17ステージのハイライト動画

のちほど。

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