リドル社がブエルタ支援で公式スポンサーに。ロードレース界への投資を拡大へ

リドル社が2027年から男女ブエルタの公式スポンサーへ。赤いリーダージャージ協賛、スペイン5大会と提携

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ワールドチームのLidl-Trekのメインスポンサーであり、ドイツのスーパーマーケット大手Lidl社が、2027年からブエルタ・ア・エスパーニャと女子ブエルタことラ・ブエルタ・フェメニーナを含むスペインの5大会を支援すべく、公式スポンサーとなることが発表された。

複数年契約となる今回の提携では、男女ブエルタの総合首位選手が着用する赤いリーダージャージのスポンサーも務める。

今回の同社の動きはLidl-Trekへの出資に加え、大会を支える側でも自転車競技への関与を広げるものだ。

スペインの5つの大会で公式フレッシュフードパートナーに

Lidl社は、対象となる5大会すべてで「公式フレッシュフードパートナー」を務める。さらに各大会のメインパートナーとなり、女子ブエルタではプレゼンティングパートナーの役割も担う。

対象大会2027年からの主な役割
ブエルタ・ア・エスパーニャメインパートナー、公式フレッシュフードパートナー、赤い総合リーダージャージ(マイヨ・ロホ)のパートナー
ラ・ブエルタ・フェメニーナプレゼンティングパートナー、メインパートナー、公式フレッシュフードパートナー、赤い総合リーダージャージのパートナー
ボルタ・ア・カタルーニャメインパートナー、公式フレッシュフードパートナー
イツリア・バスクカントリーメインパートナー、公式フレッシュフードパートナー
クラシカ・サンセバスティアンメインパートナー、公式フレッシュフードパートナー

このように、男子グランツールだけでなく、女子の主要ステージレース、カタルーニャとバスク地方のステージレース、ワンデーレースまでを対象とする幅広い提携となる。

今回の契約で特に注目となるのがやはりグランツールの1つブエルタ・ア・エスパーニャ男女両大会のマイヨ・ロホ(総合リーダージャージ)への協賛である。大会のメインパートナーとなることに加え、総合争いを象徴するジャージにも同社のロゴが目立つように登場することになる。

ブエルタのゼネラルディレクターは、Lidl社がこれまで自転車競技を支援してきた実績を歓迎し、今回の契約によって女子ブエルタと女子自転車競技への支援がさらに強まる点にも期待を示す。

Lidl社は2023年にLidl-Trekのタイトルスポンサーとなり、2025年10月には同チームの過半数持分の取得を完了した(トレックも引き続き相当の少数持分を保有)。

また2026年10月末には、2027年に向けた女子育成チーム「Lidl-Trek Future Racing Women」の設立が発表されており、8か国から10選手を集め女子選手の育成経路を拡充する。

今回のスペインの5大会との提携はこうしたチームへの出資や育成体制の整備に続く動きとなり、Lidl社がかなりロードレース界に注力していることを示す。

Lidl社にそれほどメリットがあるのか?同社の狙いは?

Lidl社のチーフ・カスタマー・オフィサーは、自転車が日常生活に根ざし、食生活への意識、活動的な暮らし、チーム精神といった同社の価値観に結びつくと説明した。

同氏は、競技への関与が従来型のブランド露出の枠を超えるものであるとも強調している。

男女のトップチーム、次世代の育成、そして大会協賛へと、Lidl社の自転車競技への投資が広がっている。

Lidl社内部でどういった議論があったのかは全くわからないが、それでもなんの数字的根拠もなく、単なる楽観論(経営陣の趣味?)だけでこうした投資拡大が決定されるわけではないだろう。

おそらくLidl-Trekへの投資が数字として良い結果になっているのではないだろうか。また競合他社との差別化という点にもつながるのかもしれない。

たしかにサッカーのメジャーチームやメジャー大会のスポンサーになるよりは安く済むと思われるし、意外にロードレースに投資するのはコストパフォーマンスが良いのかも??いやしらんけど。

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