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Mavicが売却され、米国投資企業Regent LPが新オーナーへ。

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情報源:Mavic promises ‘acceleration’ as sale to US firm is completed



今回は書くのを忘れてた記事。Mavicの売却話。

これまでMavicを所有してたのはAmer Sportsやったんやけど、今年の7月10日の時点で、どうやらAmer Sportsから米国投資企業Regent LPへの売却が完了していたもよう。これに伴い、Mavicの新しい所有者はRegent LPとなった。

このRegent LPは、米国の企業で株式市場に未公開の株式を売買する企業。

うちのブログの読者はほとんどおっさん&おばさん、いや、教養と品格を兼ね備えた大人の皆さまばかりやから、未公開株式とか株式市場の仕組みとか説明する必要はないと思うけど、一応、簡単に書いておく。



基本的には株式って、株式市場に上場すればその価格は高騰するわけ。そこで、上場前の株式の価値が低い時点で購入して株主となって、その後、上場して株式の値段が上がったらそこで売る。そうすると儲けが出て、ハッピー☆

そこで未公開株式を取得して、上場前から経営に深く関与し、上場後に株式の価値があがるよう会社を軌道に乗せて、実際に上場して株価が上がればそこから売却益を得て商売をする。

安く仕入れて高く売る。商売の基本やね。ややこしいことしてるように思えるけど、本質は簡単。安く買って高く売る。どのビジネスもただそれだけ。補助金&税金じゃぶじゃぶビジネスは除く。

これがRegent LPの基本的なビジネスモデル。

そして最近はそういう投資企業がロードバイク業界に関わることが多い。

一番有名なのは、Pinarelloを買収したルイヴィトン系列の投資企業だったり、Raphaの売却に関与した投資企業だったりというネタやね。

ま、というわけでMavicの新オーナーはRegent LPになりましたというお話。ただそれによって何がどう変わるのかは不明。たぶん短期的には何も変わらんような気もするけど。どうなんやろね。ひょっとしたら製品ラインナップの合理化&縮小とかあるかもね。

なお、このRegent LP社は、Mavicだけでなく、Diamondback, Redline and IZIPといったブランドについてもAccell Groupから権利を譲渡されている。これによって米国Raleigh(ラレー)の販売権を2年間獲得することになった。(参考:Accell Group sells Diamondback, Redline and IZIP to Regent LP, Mavic’s new owner

Regent LP社はバイク業界に力いれてるんやろか。

これまでのMavicの経営に関するネタは以下のものを読んでおいてね。

https://bikenewsmag.com/2018/07/27/mavic-to-weightdown-aluminium-wheel-business/
https://bikenewsmag.com/2018/09/07/theowner-could-sell-mavic-and-enve/


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piginwired
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