2020ツール・ド・フランス第1ステージ

2020ツール・ド・フランス第1ステージ感想

コロナ禍の中でついに始まったツール・ド・フランス。その初日の第1ステージを無料配信していたニコニコ動画で見たので毎年のごとく感想を。

ついにッついにッ・・・開催ッ!・・・やはりツールは特別ッ!!

2020ツール・ド・フランス第1ステージ
2020ツール・ド・フランス第1ステージ

「本当に開催された!」

というのが、まずみんなの思いではないだろうか。

春に最初に開催がキャンセルとなったときは全世界がコロナの恐怖に支配されつつあった時期で、「これ今年は無理じゃないか」と誰もが思ったのではないだろうか。

また日程が変更となり、8/29と決まったときも、本当に開催できるのかどうかは多くの人もずっと不安だったと思う。

ワシもこんなブログやりながら、「そのうち、やっぱり無理と発表されるんじゃないか」とどこかで思ってた。いつかそんなニュースが飛び込むんじゃないかと思いながら更新してた。

だが実際に本当にツールが始まった。めでたい!

第1ステージである初日はニコニコ動画で見ていたので、視聴者のコメントが流れる。みんなのコメントを読みながら、そしてTwitterの世間のつぶやきやマスメディアの報道などいろいろな情報を見ながら、ツール・ド・フランスの圧倒的な存在感というのを実感していた。みんなの「待ちに待った」という感情が世界に溢れていた。

やはりツールは特別である。特に今年はそれを強く感じた。

さてその初日だが、もうめちゃくちゃである。ツール史上でもなかなかない最悪の初日とも言える。

第1日目からいろいろヤバすぎ。雨、落車、ピノとヤギ、アスタナ自爆、ベルナルは愛ゆえに・・・、トニマル軍曹、ピノ、サガン、クリストフ・・・

2020ツール・ド・フランス第1ステージ
2020ツール・ド・フランス第1ステージ

スタート直後はそこそこ良い感じの天候、気温、湿度であった。しかし、途中から雨。その雨が「ついに開催された」という喜びに満ちたツール・ド・フランスを暗転させた。落車まつりである。もはや呪わているとしか思えない、そんな落車とトラブルだらけの初日となった。しかもゴール直前3kmまで呪いは続いた。

ロードレースではよく言われること。それは日本の道路事情、特に舗装技術・品質の素晴らしさと、ヨーロッパの道路の状態、舗装の悪さである。その質の差は雨が降れば如実に現れる。まさにこの初日がそうだった。

しかし、初日の惨状・惨劇は雨だけが原因とは思えない。コロナ禍によりレース数が激減したことで、十分にレース感覚を養えないまま、チームでの練習ができないままで雨のレースととなったことも影響したと思われる。

さらに悪天候時・悪条件下での機材についての慣れというのもあったはず。ロードレース業界も毎年新製品が開発され発表される。プロチームにも毎年新しいバイク、新しいタイヤ、新しいブレーキ、新しいホイール・・・が供給される。これまでとは違った製品、違った使用感となる。

特に雨で重要なのがタイヤとブレーキであろう。例年ならレース数が多いだけに雨での使用感(製品の性能の限界)を確かめ、それに慣れることもできたはず。しかし、今年は雨での新機材の感触を確かめられる時間が少なかったのではないか。

加えて、なんといっても世界最大規模のスポーツイベントのツール・ド・フランスである。上述のように特に今年は特別感が強い。誰もがこれまでとは違う精神状態で走ることになったのではないか。

そういったいろんな要因が重なって、呪われた初日となったように思われる。

あまりのコースの危険性に、ついに集団はJumbo-Vismaのドイツ人トニー・マルティンが中心となって、走行速度を抑制すべく集団を統制。

しかし、そんな指示に従わず、勝手に速度を上げ集団から飛び出してバカをやったのが、アスタナ。

アスタナの選手の1人が、タイヤのグリップをなくし、そのままスケートリンクにように滑って住宅の茂み・看板に激突し落車。華麗すぎる自爆である。

以前からアスタナはこういうなんか変なことをやって、世間からいろいろ批判されるのがお好きなようだ。たとえば、

・ジロでファビオ・アルがコンタドールのメカトラに乗じてアタックした「怒りのコンタドール事件」

・コンタドールがツールでアンディ・シュレックのメカトラに乗じてアタックした、「疑惑のコンタドール。【気づかなかった】事件」

・ニバリの魔法の絨毯事件

などなど。

昔から集団(プロトン)にはボス役がいた。2000年代でいうと、ランス・アームストロング、アルベルト・コンタドール、マキュアン友の会のロビー・マキュアン、ファビアン・カンチェラーラといったところか。

そんなボスたちの言うことを聞かないとこうなるという見本が、今回のアスタナである。

そんなこんなでとにかくひどい1日だったというのが今回の感想である。本当にこれから3週間無事にレースが進められるのか。まだツール・ド・フランスは始まったばかりだが、不吉な予感を抱かせる初日となった。

ティボー・ピノのヤギが公式Instagramを開設

フォローすると、呪いが解けるらしい()

ニコニコ動画では9/6の第9ステージも無料配信予定

6 thoughts on “2020ツール・ド・フランス第1ステージ感想

  1. まさに『惨状』と表現されるにふさわしい第一ステージでしたね。
    アスタナの落車の時は夜中にも関わらず悲鳴が出ました。近所に通報されなくて良かった。

    ピノの怖い顔はヤギに似てました。

    無事にシャンゼリゼまでたどりつけますように。

    1. 近所に通報されなくて何より。最近は世知辛い世の中ブヒ。

      >>ピノの怖い顔はヤギに似てました。

      ペットが飼い主に似るのか、飼い主がペットに似るのか・・

      まずは今日の2日目からしばらく集団も落ち着いてくれるといいブヒね。

  2. アスタナがコンタドールのメカトラの時にペースをあげたのは2015年のジロのモルティローロのステージだったと思います

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