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バイクブランドのトレック(Trek)といえば、だいぶ昔にボントレガー(Bontrager)を買収し、ボントレガーをトレックのアクセサリーブランドとして展開している。そしてトレックはボントレガーブランドでペダルも販売している。
そんなトレック(ボントレガー)のロードバイク用ペダルの新製品がBontrager Elite Road Pedal。
ボントレガーに、まったく新しいEliteロードペダルが登場。ペアで250gと軽量かつ、価格も¥11,900(税抜)に抑えた最高のコストパフォーマンスペダル。https://t.co/J5mifppDZj pic.twitter.com/UX3suIRoor
— トレックジャパン (@TREKJapan) February 20, 2020
トレック公式:Bontrager Elite Road Pedal Set
このシューズの特徴は、立ち位置的にはLook Keo 2 Maxペダル(カーボンじゃないほう)やShimano UltegraのペダルPD-R8000に相当するもので、それらのライバル製品となる。値段的にもだいたい同じで、Look Keo 2 Maxが1万2000円ぐらい、Shimano Ultegra PD-R8000が1万1000円ぐらい、そしてこのトレック(ボントレガー)Bontrager Comp Road Pedal Setが9200円(税抜)。
このBontrager Comp Road Pedalは、Lookのビンディングシステム(クリートシステム)と互換性がある。つまり、Lookからライセンスを購入して製造していると思われる。
一方で、Shimanoのクリート&ペダルは、LOOKと互換性がない。つまり、ShimanoはShimanoの方式でしかない。
ではなぜトレック(ボントレガー)はLOOK方式を採用したのか?
もちろん「そのほうが儲かる」という経営上・戦略上の判断があったからやと思う。もっというと、たぶん以下の2点がポイントになったのではないかと妄想する。
製造コスト・技術的困難さがどちらの方式によってどう変化するのかはさすがにわからんけど、ぶっちゃけたいして変わらんように思う。ならば、ライセンス料と、どれだけ売れるかが大事なのではないかと思った。
上述のように、値段的にこのBontrager Comp Road Pedal Setは、Look Keo 2 MaxとShimano Ultegraペダルと同じようなもの。
たぶん、まず「それらのペダルの競合製品を作る」という目標があって、そうした場合に得られる儲けとの関係で、LOOKの方式を採用したのではないかなと。そしてLOOKのライセンス使用料のほうがたぶんShimanoより安いので、より安価にシューズを作れることになるし、安ければ消費者への訴求力も高くなるし、売れる数も増えるとの予想がたつ。
こんな理由なんじゃないかなと妄想するわけ。
で、今後気になるトレック(ボントレガー)の動きとしては、このBontrager Comp Road Pedalより上位のグレードとなるペダルが登場するかどうか。
ブタの予想としては確実に出ると思う。
それがいつかはわからないけど。
だって単純にトレックのバイクはハイエンドモデルがあるわけやし、ボントレガーのホイールもハイエンドモデルがすでにある。そしてトレックはスペシャライズドと同じ総合バイクブランド。ドライブトレイン以外は全部自分とこで作ろうとしている。ならば、ペダルで最上位モデルが出てきても何ら不思議はないからね。
仮にハイエンドモデルのペダルが出るとしたら、それはLOOK方式になるのかShimano方式になるのか?そこはわからないね。
ハイエンドモデルならば価格が高くなっても問題ないし、ライセンス料がLOOKより高いだろう(と予想される)Shimano方式を使うのもアリだと思う。でも、製造ラインを考えると、製造環境が流用できそうなLOOKを採用したほうが品質管理とかも楽かも?どうなるやろね。